漫画の「まんが」以外のよびかた
ふだん「漫画」という言葉を
当たり前のように使っていますが、
他にも呼び方があります。
近代では、明治に北澤楽天が「漫画」を使っています。
辰巳ヨシヒロさんが「劇画」という呼称を
使い始めました。
現在では「漫画」のいちジャンルとして
当然のように使われている言葉です。
さいとう・たかをさんは、
「漫画」の中に「劇画」が含まれるのではなく、
別のものだと言っています。
辰巳ヨシヒロさんの「劇画工房」にも
参加した松本正彦さんは「駒画」を
使っていました。
石ノ森章太郎さんは「萬画」という
書き方を提唱しました。
子どもが読むだけだった「漫画」も
成熟していって多様な表現ができる
ようになったからこその提唱です。
自身を「萬画家」と名乗っていました。
まとめると、
・漫画(まんが、マンガ)
・劇画(げきが)
・駒画(こまが)
・萬画(まんが)
の4つがあります。
他にあるのでしょうか?
ご存じの方はぜひ教えてください!