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GAAD Japan 2020 を視聴して(前半戦)

本日、オンラインにて「GAAD Japan 2020」が開催されました。

YouTubeにて 09:45 ~ 19:00 の長丁場、運営スタッフのみなさん、登壇されたみなさん、本当にお疲れ様でした。(なんかまだ懇親会が続いているとか…)

今回は 全員がオンラインでの参加ということもあり、現場とネットの温度差みたいなのはなく(イベントで良くありがちなネット置いてきぼり状態ということも全くなく)、全体の一体感を感じる熱のあるイベントと感じました。

私も一日ずっと YouTube 流しっぱなしで(仕事しながら)見てましたが、とても刺激の多い一日となりました。

※誰かトゥギャって(お願い)

小技の効いた字幕配信

今回も UDトークによるリアルタイム字幕配信がありましたが、これが今回一番の感動ポイントでした。YouTubeでの動画配信をわざと遅らせ、その間に字幕編集をさせて同じ秒数の遅延で字幕を表示させたため、ほぼほぼ話しているのと同じタイミングで字幕が出ていて(すげーー!!)と感動しました。タイミングが遅れたり、違う候補が出てたりすると、なかなか頭に入りづらい部分もあったりしたのですが、それがほとんど解消され、テレビのリアルタイム字幕のように、頭にスッと入ってくる、地味なテクニックなのでしょうが、ものすごいインパクトを感じた瞬間でした。一部、字幕の方が早いという愛嬌もあり、テクニックとしても、いろいろな面で参考になりました。

セッションの内容も時代を反映したものばかり

登壇された皆さんのセッションも最近の話題や技術を使いながらも普遍的なテーマを取り扱ったりして、非常に参考になるものばかりでした。特にチームでの取り組み方などは、アクセシビリティの枠を超えても参考になるような話もあり、経営側からの視点で見ても面白い内容でした。

動画とスライドを後で確認できる有料プランに入っているので、あとで復習ちゃんとやります。スライド届くの楽しみ!

個人的には反省点も

とはいえ、面白いばかりではなく課題や反省点もいくつか感じました。

まずは、「経営層にいかに響かせるか、発注者にどうやって予算を確保させるか」といったビジネス視点の問題がなかなか進んでいないなと感じた点。技術の進歩はすごいのですが、ビジネス視点での問題点がまだ残っている印象を受けました。

ここは私も含め、経営側に比重を置いている人間がしっかりと考えないといけない部分だなぁと反省しています。経営側の期待が明確に分かってたら制作サイドの攻め方も変わってくるだろうにと思ったりもしました。この件については、いくつかアイデアも浮かんだので(後半戦)でちょっと触れようと思います。

もう一つは、せっかく「サニーバンク」という障害者向けサービスをやってるのに、(note ではアピールしたものの)「サニーバンク」内では一度もアピールしなかった点。これは猛反省です。当事者の意見がどんどん出たほうが、こういったイベントは盛り上がります。そのためにも弊社サービスの会員に向けて視聴を促すべきでした。それが当事者のアクセシビリティへの興味を持つきっかけにもなりますし、意見も吸い上げやすくなりますし、弊社としてもメリットが大きかったはずなのに、と思うと反省しきりです。次のこういったイベントは、サニーバンクの会員のみなさんにも参加を促して、みんなで盛り上げていきたいと思いました。

まとめ

楽しかったです!みなさん、お疲れ様でした!

そして、今回の課題はしっかり咀嚼して、実行していきたいとおもいますので、よろしくお願いいたします!


※後半戦は数日後に。

明日は「アクセシビリティの祭典!\2020!/」こちらも楽しみです。

というところで、今回はここまで。

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