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サニーバンクをポイント制にした理由

障害者専門のクラウドソーシングサービス「サニーバンク」は今年の 3月にポイント制に移行しました。

今日はそこに至ったお話をしたいと思います。

それまでのサニーバンク

サニーバンクは初期は都度支払い制をとっていました。他のクラウドソーシングサービスと同じ方法です。仕事をお願いしたい企業と仕事を受託したい個人をマッチングして、そのマージンを売上をとしています。

納品が完了し、企業から売上をいただき、そこから報酬として個人へ銀行振込します。

当初は想定していた通りの流れだったのですが、少し状況が変わってきました。

少額報酬の仕事

1つ例を挙げます。「データ入力」のお仕事です。

急ぎの案件としていただいたいので、受託可能な人に振り分けながら新しい人を募集してどんどん追加していました。そのため、最後の1日だけ対応された方などの報酬額が「200円」とか「260円」になってしまい、振込手数料の方が高い事態が発生しました。

就労支援事業所の方からお仕事をいただく場合、どうしても単価が小さくなってしまいます。そのため、どうしても振込手数料の負荷が高くなってしまいました。

サニーバンクは振込手数料は当社負担です。これを個人に負担していただくことは考えていません。

そこで、振込手数料の負担を出来るだけ小さくするようにネット銀行の口座開設をしようとしました。ここでも想定外のことが起こりました。ネット銀行から口座開設出来ない旨の連絡が返ってきました。そこには理由は書かれていません。申し込み資料に不備があったのか、会社の何かが影響したのか問い合わせても教えていただけませんでした。資料に不備があるのであれば再度申請すれば大丈夫なのかもしれませんが、会社の何かが影響しているのであれば何回申請しても結果は同じです。一応他のネット銀行にも申請を出しましたがまた同じ状況でした。理由が分かりませんが、これでネット銀行の講座開設は諦めました。

まずこれがどうにかしたいと思って「ポイント制」を考え始めた1点です。

3,000ポイント以上溜まったタイミングで、現金化(振込)可能となります。こうすることで、振込手数料の負担を減らすことができます。(引き続き振込手数料は弊社負担でやらせていただきます)

リサーチ部門の発足

もう1つの理由が「リサーチ部門の発足」です。

リサーチ部門とは、企業が新商品を開発するときや、今の製品が使いやすいかといったことを調査する際に、会員である障害者の方々にリサーチすることで、より障害者や高齢者にも適した商品を開発することができるようにするための調査関連の部門です。

これも最初は数千円単位の報酬のみをメニュー化していました。

が、上の「ポイント制」と絡めることで、1円単位の報酬案件を作れるようになるということで、リサーチ部門の中に「アンケート」というメニューを作りました。

上記理由で、1ポイント=1円としてポイント制をすることを決めました。

アンケートも 1ポイントからの柔軟性のあるアンケートが出来るようになりました。今では週に数回、少額報酬のアンケートを実施しています。

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他にも理由が

ポイント制にした理由は他にもあります。

その1つが「会計システムとの連携」です。

まだ開発予定から進んでいないのですが、freee の会計システムとの連携を考えています。その時に、アンケートのポイント等も全て会計システムに入力するのはあまり正しいやりかたではないですが、ポイントを現金化したタイミングを入力するのであれば、それが一番適している、という点でもポイント化が有効になります。

他の理由はまた別の機会に。

まとめ

ポイント化したことで、少額案件も受けやすくなりました。より稼ぎやすい環境にはなったと思います。

これからもっと稼ぎやすい環境を作っていけるように進化させていきたいと思います。

これからのサニーバンクにご期待ください(何度も言って自分にプレッシャーをかけるタイプ)。


というところで、今回はここまで。


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