【BLEACH】漫画BLEACHでなぜ主人公黒崎一護は銀条空吾の遺体を埋葬したのか
背景
本作では主人公が敵と戦い、敵を殺してしまいます。
その後、敵の遺体は死神の世界である別世界(=soulソサエティ)へと送られたのですが主人公は「終わったことは気にしない」的な感じで、
敵といえど大切に人間の世界で埋葬してやろうとsoulソサエティの偉い人(総隊長)によびかけ、承諾を得ます。
わざわざ敵の死体を埋葬するのは主人公が単にイイやつだったから？
それ以外の可能性を分析してみます。
漫画 BLEACH
※まずネタバレが含まれますのでご注意ください
漫画、アニメBLEACHは単行本74巻まで累計発行部数は
9000万部、2022年7月時点で全世界では1億3000万部
以上を誇る,大ヒット作です。
アニメや映画でも大ヒットしており、原作の最終章の「BLEACH 千年血戦編」 がアニメで公開される予定です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/BLEACH
引用元：Wikipedia
あらすじ
本作の主人公、黒崎一護はひょんなことから死神の力を手に入れ(実は伏線があったのですが)人間に害悪を及ぼす虚を退治するする「死神代行」となります。
その後仲間と協力しヒロインの朽木ルキアの救出、暗躍していた愛染惣右介とその部下(エスパーダ：十刃)たちとの激闘を繰り広げながら、成長していくジャンプの王道ストーリーです。
ざっと各ストーリーは以下のような感じ。
・死神として本家死神の強力な敵と戦う(死神代行編)
・暗躍していた影のボス愛染惣右介を打ち破る(破面編)
・失った死神の力をとりもどす(死神代行消失篇)
・千年血戦編(略：色々と主人公の素性が・・・)
今回は、いくつかの各編にわかれているBLEACHの死神代行消失編を紹介します。
死神代行消失編：銀条空吾との出会い。
黒崎一護は強敵愛染との戦いの末、自身の死神の力を失います。
そんな一護ですが、死神の力を失った後はほとんど霊的な
力を失い一般人とさほど変わらない日常生活を送ります。
(ここら辺の部分は詳しくは単行本49巻などをみてください)。
そんな中突如、「死神の力を取り戻させてやる」とやってきたのが
銀条空吾でした。
不信感をつのりながらも、一護のことを真剣に思いやってる
銀条の様子に徐々に一護自身も銀条のことを信頼していきます。
(実は一護に信頼させていくのも銀条の策略だったのですが)。
銀条は一護に死神の力を取り戻させるために銀条一味と協力して
一護に猛特訓を与え、徐々に死神の力を取り戻していきます。
(もちろんこの特訓も銀条の策略だったのですが)。
黒崎一護VS銀条空吾
結果として銀条は一護を利用するだけ利用して一護に死神の力を与え、
死神の力を奪い取りました。
必死の思いで死神の力を手に入れた黒崎でしたが絶望してしまいます。
ただし、銀条、一護にとっても予想外だったのは先の大戦(愛染との多戦い)で一護が死神の世界(soulソサエティ)、および人間世界を救った恩義として
死神の世界(soul ソサエティ)から一護に正式に死神の力を再度さずけることになります。
(死神の世界の決まりとしては人間に死神の力を受け渡すことは禁じられているようですが、先の大戦(vs愛染)の功績が大きかったので特例中の特例っぽいです。)
そうして、死神の力を戻した一護VS銀条がはじまり(ここはここでいろいろ見どころありと思うのですが、スルー)
銀条は死神代行として自分の置かれた立場や不条理さに一護は一定の理解を示しますが、決して同じ考えに立とうとはせず銀条を打ちのめします。
こうして、銀条空吾は息絶えました。
そして銀条の遺体は他の死神の仲間によってsoulソサエティに送られます。
銀条の遺体は人間世界へ
現世(人間の世界で埋葬したい)と一護は総隊長(偉い人)に申し出ます。
少年漫画の主人公が・・
はい、BLEACHという漫画では主人公黒崎一護は虚とよばれる化け物、
をバッサバッサきりすてていきます。だって見た目バケモンだもん。
読者抵抗も抵抗なく読める。
ただ、なにはともあれ銀条は人間であった。
最後の戦いで銀条は一護を殺すつもりでやってきて、戦った挙句銀条は死んでしまった。
つまり一護は「明確な殺意をもって行動したとはいいがたい」（裁判官か！）
ここからは完全な推測ですが、
ジャンプの主人公(タイプとか世界観によるけど）一応人を殺めてしまった・・
主人公が化け物、妖怪、モンスターをバッサバッサとヤっていくのはありとしても、人間をやってしまうのはどうあれまずかった。
だから、一護が性格イイやつ（だから敵を許す、銀条を許す）。
という面もあったけど、ジャンプ的に「いや、一護、人ころしたらあかん・・・」このままじゃ「ちょっとむずかゆい・・」
っていうのもあって「罪滅ぼし」としての一面もあったんじゃないのかな。
結論：
単に主人公黒崎一護が性格イイやつっていうのもあったけど。
ジャンプ的に主人公が人をヤッテしまうのって状況どうあれちょっとまずくね？があったから人間世界で埋葬した。(死者に対する尊厳を尽くした)。
という推測でした。
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