運と人生2”ゾーン”
為末真吾ー400メーターハードル選手(日本記録保持者)は一度だけゾーンと言われる状況で走った体験があると言っています。
ゾーンとはトップアスリートが勝利の原因として、しばしばあげている言葉です。
「ゾーン」とは、集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態を指します。
その際には、取り組んでいることに没頭し、驚異的な集中力で予想以上の結果を出すことが可能になると考えられます。
そこでは集中力が極限まで高まり、普段感じない高揚感を味わうことができるそうです。
同選手によればオリンピックを目指すトップアスリートは0.1秒から0.3秒あたりが勝負のスピードになっており、ゾーンではこの程度のスピードが出ている可能性が高い。
このクラスを常時出せればオリンピックを目指す事が出来るし、それが出来れば自ら運を切り拓いたと言えるのではないだろうか。