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運と人生4ロッククライマーの幸せ

ロッククライミングは、それ自体に何の利益も無いし、観客の喝采も期待出来ないのに、命をかけてのめり込む。 チクセントミハイは1934年生まれの、ハンガリー人の心理学者だが、幸福の追求をしている。 彼は自らロッククライミンマーだったので、沢山の調査の結果、命をかけて没入する為の鍵が自分自身の技量と、挑戦すべき岸壁の難易度のバランスにあると結論したました。 あまり易すぎると退屈し、難し過ぎると、不安を生む。その状態を「フロー」と名付けた。フロー状態の特徴は ①その行為に没頭し

    • 運と人生3

      運とは人生の中で肝心な所で出て来る様に思われる。 生まれて両親の間で育つときは、ほぼ全ての出来事は予想通りの日常が経過します。 しかし運はまず就職の時に現れる。就職はその動機や面接や決定には未知の人との関わりが多く、ふとした偶然の出会いや会話が人生を決める事が多い。 われわれの人生では、どこに生まれるか、どんな仕事につくか、どんな人と結婚するか、どんな子供を持つか、どんな定年を迎えるか、どんな終活をするかなど 人生の節目には運が関係する様におもわれる。 氷山の一角と

      • 運と人生2”ゾーン”

        為末真吾ー400メーターハードル選手(日本記録保持者)は一度だけゾーンと言われる状況で走った体験があると言っています。 ゾーンとはトップアスリートが勝利の原因として、しばしばあげている言葉です。 「ゾーン」とは、集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態を指します。 その際には、取り組んでいることに没頭し、驚異的な集中力で予想以上の結果を出すことが可能になると考えられます。 そこでは集中力

        • 運と人生1(2022/1最初のブログ)

          人はいつも明日はどうなる、自分の未来に不安と希望を抱いて生きています。 明日はどうなるかは誰にも分からない。人間は過去、現在、未来の間に生きています。ところが最近過去と未来は無い、在るのは現在だけだと言う人がいる。 過去は幻想であり、今の心境で変化するものだそうだ。 では現在とはいつか?、大阪大学の北澤茂先生は0.1秒から0.2秒が今だと言う。その今が編集された上で記憶領域に送られるのだと言う。今がそんなに短い時間で過ぎ去っていくことに不思議な感動をおぼえました。 過去

          2022年はお金よりコミュニケーションや命を大切にする社会になると思います。学校では生物と情報の比重が高まり、個人で仕事をする人が増え、社会はリモートが進み、距離を超えて世界中の人と連絡し、学び、仕事をするでしょう。科学は人間内面への研究に向かい、意識や寿命の謎に迫るだろう。

          2022年はお金よりコミュニケーションや命を大切にする社会になると思います。学校では生物と情報の比重が高まり、個人で仕事をする人が増え、社会はリモートが進み、距離を超えて世界中の人と連絡し、学び、仕事をするでしょう。科学は人間内面への研究に向かい、意識や寿命の謎に迫るだろう。