もどきども
ヒョウモントカゲモドキって生物がいるので気になった。トカゲモドキっていうことはトカゲではないということだ
例によってWikipediaで調べるとヒョウモントカゲモドキはトカゲではなくヤモリらしい。イモリではない。タモリでもない。イグアナでもない(まさに蛇足。何がまさにじゃ)
ヤモリは爬虫類でイモリは両生類でイモリはぬめぬめしている。両生類だから。ヤモリは夏の網戸によくへばりついている奴だ。あれを見ると心の中で「アニエスベーだ!」と叫んでいるのだが周りにアニエスベーがわかる人がいないので黙っている
ではヒョウモントカゲモドキを見つけた時に分類学上トカゲじゃないのはすぐわかったはずなのに何故トカゲモドキってなったのでしょうか?
いやそもそもトカゲもヤモリもイモリも全部トカゲでええやん
通常瞼がトカゲにはあってヤモリにはないらしいのだがヤモリのはずのヒョウモントカゲモドキには瞼があるからトカゲモドキらしい
分けるからじゃ!(# ゚Д゚)
分けるから瞼があるのにヤモリとかややこしい奴出てくるねん。あいつら全部トカゲでええねん!
そうこうしてるうちにまたトンデモない力を見つけてしまった
ファンデルワールス力というものだ。君たちの頭では理解できないだろうから(お前はもっとじゃ)詳しい説明は省くが分子がどうのこうの結合してなんやかんやでヤモリが壁に引っ付いていられるのはこのファンデルワールス力によるものなのである(さっき知ったくせに)
すると私の頭に新たな疑問が
モドキといえばアユモドキっていたよな
早速アユモドキを調べよう。でもまずモドキじゃない鮎を調べてみよう
鮎はキュウリウオ目キュウリウオ科の魚である。なんじゃそれ。キュウリウオって
アユモドキはコイ目ドジョウ科の魚である。全然ちがうやないか
モドキっていうからキュウリウオじゃないとおかしいのにアユモドキはドジョウだったのだ
しかしアユモドキは鮎を差し置いてモドキの分際で1977年に国の天然記念物になっているのだ。モドキのくせに
京都府南丹市(の八木町)のマンホールにはアユモドキがデザインされている。数年前夏休みの自由研究でマンホール巡りをしたのは懐かしい思い出