ノートパソコンとゲーム実況が唯一の楽しみだった高校時代
高校生の頃、私は学校に行けない日々が続いていました。何をするわけでもなく、一人で家にいる時間は果てしなく長く感じられました。そんな時、友達が家に遊びに来て、「これ見てみろよ」と言いながら私のノートパソコンで再生したのが、ニコニコ動画でした。
当時のニコニコ動画は、ゲイ向けコンテンツが全盛期でした。野獣先輩、真夏の夜の淫夢、ガチムチパンツレスリング……友達は満面の笑顔でこれらの動画を次々と見せてきました。正直、「なんでこんなものを見せるんだよ」とツッコんでしまったのを覚えています。
しかし、何度か見ているうちに不思議と慣れてきて、気づけば楽しめるようになっていました。特に大晦日に投稿される「糞晦日シリーズ」は、視聴者全員がコメントで盛り上がり、どこかお祭り気分を味わえたのです。
そんなニコニコ動画の中で、私が特に夢中になったのが『岡山ドバーランド』というテーマパークを作る実況動画です。使われていたのは『プラネットコースター』というジェットコースターを作るゲームで、実況者は変態糞親父ネタを遊園地の随所に仕込まれていました。
ジェットコースターのルートには細かな小ネタが散りばめられ、完成度の高さに思わず感動しました。「もしこんな遊園地が現実にあったら、絶対行ってみたい」と本気で思ったほどです。
ゲイ向けコンテンツから離れ、もう一つ印象に残っているのが、ただてるさんの『パワプロサクセス』実況でした。テンション高めの実況スタイルで、ゲーム中の不運も奇跡的な成功も全力で楽しむその姿に、私も元気をもらえた気がします。
特に、キャラクター育成が予想外の方向に進んでしまった時の彼のリアクションが面白く、視聴するたびに笑いと癒やしを感じていました。
学校に行けなかった私にとって、ゲーム実況は心の支えでした。実況動画を見ていると、何もできない自分を責める気持ちから少しだけ解放されるような気がしました。
心が落ち込んでなにもやる気が起きない時に唯一できたのが動画視聴でした。今もいろんな人がそのような状態にいるのではないかと思っています。それで心が安定するのであれば、とても良い活動だと思います。
一人でゲーム実況を見る時間もいいですが、もし少しだけ勇気が出るなら、誰かと一緒に遊ぶ一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。家に帰って一人の時、ふとDiscordを開いたら誰かがいて、挨拶をかわし、ゲームをしたり、ただ雑談をしたりするだけで気持ちがもっと軽くなるかもしれません。
もしそんな場所を探しているなら、ぜひ私のコミュニティにも遊びに来てください。そこで誰かと繋がることで、ゲームが、人生がもっと楽しいものになるかもしれません。
私は今マルチゲームコミュニティ、居心地のいい居場所【COZY】というdiscordサーバーを立ち上げました。PCを持っている社会人向けのサーバーです。このサーバーによって少しでも心が軽くなったり、さみしさが紛れたりするきっかけが作れると嬉しいです。
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https://disboard.org/ja/server/1326304060583710791
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