プロダクトポートフォリオマネジメント
マーケティングのアウトプット#2
今回のテーマはプロダクトポートフォリオマネジメントです!
今回も課題のレポートの転記という、なんとも手抜きなアウトプットですが、少しでも役に立つ情報があれば幸いです。
では本題。
プロダクト・ポートフォリオマネジメント(PPM)とは
縦軸に市場成長率、横軸に相対マーケットのマトリクスで 展開している各事業の特徴と事業バランスを把握するフレームワーク
・花形事業
・金のなる木
・問題児
・負け犬
の4つのセルに分割され、事業バランスを見て投資判断や資金需要の予測に役立てたり、 社内で事業再編の議論を促すなど危機感を持たせるのに有効
問題児:導入期~成長期 市場成長率は高いがシェアは低い
積極的投資が必要で利益がでにくい
→積極的投資で花形事業になる可能性があるが、負け犬になりそうなら早めの撤退が必要
花形事業:導入期~成長期 市場成長率もシェアも高い
利益は出やすいが投資も多く利益はそれほど望めない
現在の高いシェアを維持拡大して「金のなる木」に育てる。
金のなる木:成熟期~衰退期 市場成長率は低くシェアは高い
積極的投資が必要なく利益が出しやすい 安定した利益を出し、
成長事業への投資資金を生み出す
負け犬:成熟期~衰退期 市場成長率もシェアも低い
通常はあまり利益が出ないため、事業の撤退や売却などの対応を検討する
投資と回収をバランスよく行い、継続的な成長を目指す
<PPMのコツ・留意点>
分析では事業特性に配慮する PPMではシェアは重要な要素だが、事業によってはシェア拡大による経済性があまり働かないものもある
企業成長率にしても、変化の激しい業界では過去の成長率から将来の成長率の予測が困難な場合もある
また、撤退が対応策として判断される場合でも雇用維持などの観点から実現が困難な場合もある そのままPPMが使われることは少なくなってきたが、資源配分の原則として押さえておきたい理論である
今回はこの辺で。