猫たちに癒される日々。
父の主治医の先生から「日単位ですよ」と言われて一週間。
父、落ち着いているようです。
昨日は、母の訪看さんとも父の話をしたのですが、その訪看さん、今年は在宅看護の担当として、鹿教湯病院の研究会に参加されているのだそうです。
何人かの患者さんを「事例」として医師、看護師、OT、PT、それから在宅看護の訪問看護師等々が集まって発表するらしい。
先週の金曜日にその会があって、主治医から、名前は出されなかったけれど、「甘酒とポカリスウェット」を許可して云々のお話があったんですって。
訪看さんはすぐに「あっ、行男さんのことだ」と気がついたらしいですが、JA系列の病院は佐久も篠ノ井も小諸も食事についてとても考えられているんですよね。
特に佐久病院は地産地消はもちろん、患者さんが食べたいものをできるだけ食べてもらう。ということで、入院時に「何をたべたいですか」とちゃんと聞いてくださる。
8人部屋で食べているものが全員違うこともある。
朝からトースト食べてる人、塩辛がないと食事が進まないからと毎朝付けてもらっている人。←びっくり。
でもほんとに食事って嫌な物を食べさせられるのが一番ストレスですからね。
父はあの病院のどろどろにされた食べ物をたべないんです。←誤嚥を防ぐためにどろどろにしているのか噛めないからなのかわからないけど、父は柿の種もたべてたし、おつまみ鱈だってたべてたのにね。(笑)
たぶん、もう少し病状が良かったら、無理してでも少し食べてください。と言われたのかもしれませんが、今は、「甘酒」「ポカリ」それと病院からでる「ヨーグルト」や「ゼリー」くらいしか食べてないんだそうです。
でも、当初よりも酸素の状態も落ち着いて、今日明日どうこうというわけでもなさそうです。
昨夜は叔母からも電話があって、「行男さんどう?」
と聞かれたので、上記の説明とパルスオキシメーター外し事件(笑)を伝えたら「悪知恵ね」なんて大笑い。
そういえば訪看さんも爆笑してました。←訪看さんたちは二年もきてくださっているので、父の性格をよくわかっているけど、入院先の病院の看護師さんはそんなに慣れてないですからね。(笑)
叔母には、温泉にも入れてもらっているし、車椅子で屋上にも連れて行ってもらったということを話しておきました。
叔母、絶賛(笑)
「いい先生に巡り合えてほんとよかったわね~。そんな自由にさせてもらってほんとありがたいわね」
って。
更に「行男さん本人もそうだけど、ゆりちゃんが動揺せずいつも落ち着いているから安心よ。聞いてる方も「どうしよう」なんて言われても困るし…(笑)」
もともと佐藤家は前向きだし、くよくよしないので、性格もあるのだろうけれど、人間だれでもいつかは亡くなるし、特に高齢になればそれは自然なことだと考えた方が気が楽なんですよね。
治療も大事だけど、治療よりも日々の入院生活が平穏で自分にとって嫌なことをされていないかどうか。そっちの方がクオリティオブライフQOLの満足度が高いんじゃないかなと思うのです。
あとは自分のお葬式の段取りも済ませてあること?!(笑)
病院からは「毎日面会してもいいですよ」と言われたけど、父に「用事がないからこなくていいよ」と却下されたので、あれから行ってないのですが、そろそろ甘酒の残量も聞いてみて(看護師さんに)、届けにいかなくちゃなぁ。
それでも、毎日電話が鳴るとドキドキしている私です。
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猫たちに囲まれて、猫に癒されている日々です。