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爪半月氏の #Colaboに連帯します に反論します。少女たちは大切にされていないのではないか?


はじめに


今SNSで問題になっているColaboとは仁藤夢乃さんが代表を務める一般社団法人で、困難な問題を抱える若年被害者女性の保護、自立支援を行う団体である。(2011年に任意団体Colaboを設立、その後2013年に一般社団法人化した)

Colaboは少女のための様々な支援物資をバスに積んだ「バスカフェ」を2018年にオープン。バスを渋谷や新宿などの繁華街に設置し、無料相談所やアウトリーチ活動の拠点とした。アウトリーチ活動とは、街に彷徨う若年女性に声をかけて、相談窓口となる事で、不特定多数の被害女性と接点を作り、買春者や性搾取業者から少女を保護する目的で行われている。

Colabo、提訴会見が炎上、SNSを焼き尽くす


代表の仁藤氏は2022年11月30日に都内の衆議院第二会館第1面談室で七人の弁護士とともに「Colaboとその代表仁藤夢乃に対する深刻な妨害に関する提訴記者会見」と題する記者会見を開き、Colaboに対して批判的な言動を行い、東京都へColaboの監査請求を行ったYouTuberの暇空茜氏を被告として、約1100万円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こすことを告知した。

セブンナイツ評価下げる


この時、仁藤氏とともに会見に臨んだ七人の弁護団のうち、神原元弁護士は暇空氏個人の住民監査請求を「リーガルハラスメント!」と揶揄した。その上、角田由紀子弁護士が「AVは性的虐待を娯楽にしている、暇空茜氏の行為は共通点がある」などとトンチンカンなコメントを連発し、「逆アシスト」「セブンナイツ評価下げる」などSNSで酷評され、瞬く間にColaboに批判的な世論が形成された。提訴記者会見から一月以上経った今でも#Colabo問題、や#暇空茜などのハッシュタグがトレンド入りしている。

バスは誰が傷つけたのか

尚、会見では暇空氏の公表行為、言論活動により、Colaboのバスが何者かに傷つけられたとして、2022年10月18日に被害届を提出したことも明かした。会見の内容を見ると、このバス襲撃事件と暇空氏の公表行為における因果関係は不明瞭で、Colaboは空暇氏と関連付けの理由をはっきりさせるべきだ。

爪半月氏に反論 都の依託費で辺野古?

暇空茜氏がColaboに対して行った住民監査請求の結果について、都の監査部は「2月28日までに適切な領収書を出すこと」「使いすぎた分は返還しなさい」「宿泊費や給食費等について、一人一回あたりの上限金額を設けるなど、委託料の使途について合理的な基準を設けること。また、宿泊についてはその人数や目的、泊数などを報告させること。」と、至極もっともな答えを出した。

それについて、Colaboを擁護するブログを書いたのが爪半月氏だ。


(5)宿泊費や給食費等について、一人一回あたりの上限金額を設けるなど、委託料の使途について合理的な基準を設けること。また、宿泊についてはその人数や目的、泊数などを報告させること。

宿泊費の使途を開かせと言う監査部の指摘について、爪半月氏は「少女たちと旅行に行くのは体験格差をなくすため」とColaboを擁護しているが、委託費の使途を明瞭にするのは社会常識だし、少女を保護してるからと言って使途不明金を出していい、と言う言い訳にはならない。

都から委託費をもらっているのだから都内で消費すればいい話。東京都内の小笠原諸島や青梅には温泉施設、体験学習する施設がたくさんある。しかし、Colaboは保護した少女達を辺野古の基地反対運動に参加させている。

箱根や伊豆高原なら都内ではないが、沖縄の辺野古に行くよりもずっと安上がりだ。電車やバスで行けばその分少女たちの話も弾む。なぜ飛行機で沖縄の辺野古なのか。保護少女を「体験格差をなくすために旅行させる」のはとても良いことだ。そんなことは誰も反対していない。問題は場所。そして虐待や機能不全家族から逃げてきた少女たちに体験させる「質」が問題だ。

Colaboはあくまで辺野古の座り込みを「希望する女の子」としているが、未成年に宿泊を提供してる側が政治的な運動に参加希望を募ること自体が問題なのだ。もしも、そういう政治活動や座り込みをやりたいと少女たちが希望しても、「危ないからダメ」「社会に対する恐怖感を植え付けるからダメ」と、静止するのが虐待から逃れてきた少女たちを保護する大人の役目だろう。辺野古基地で座り込みしたら、厳つい男性機動隊に強制排除されるのはわかりきったことだ。

機動隊に対峙させることは大人の虐待ではないのか。

わざわざわ基地問題に揺れる辺野古へ連れて行き、機動隊にごぼう抜きされる体験をさせることは「少女たちが望んだ」としても、大人が止めるべきだ。

少女たちが辛い体験を乗り越えてきたからこそ、大人や男性に対して恐ろしいトラウマを与えるようなことは、これからの長い人生のために植え付けるべきではない。

保護女性を辺野古に連れて行くことはColaboの活動内容から逸脱し、保護した少女を政治利用してると批判を受けて当然だ。爪半月氏は「虐待環境から自力で生き延びた子は支援拒否を受けやすい」と評価しているが、それならなおさら、大人、男の怖さを体験するだろう辺野古基地の座り込みなどやらせるべきではない。

Colabo弁護団セブンナイツの一人、堀新弁護士のコメントだ。辺野古基地問題は困難な問題を抱える少女の問題解決には繋がっていない。辺野古に連れて行っても少女たちの困難な問題は解決しない。保護した少女を使って政治運動する事を疑問視し、批判しているのだ。

Colaboは都から委託されたシェルターだ。政治団体ではない。

Colaboはあくまでシェルターで思想教育施設ではない。そんな事を都は委託するはずがない。委託事業者として、逸脱しているのが、辺野古への座り込み参加ツアーだ。

Colaboは都の事業を委託されて少女を保護していると言う社会通念が欠如している。
仁藤氏の思想信条による独善がシェルターで敷かれているとしたら一刻も早く、Colaboは解散させるべきだ。自分で働いた金でやるならともかく(それでも問題だが)活動費はほぼ公金、募金だ。

独善を敷いた瞬間に公金をもらう資格を失うと言いたい。NPO法人は政治活動を禁止している、この禁止事項に当てはまる辺野古基地座り込みはどう説明するつもりなのか。

なので、このような活動を展開する団体を存続させてはならない。虐待されたりした少女たちの体験格差をなくすために「政治運動」へ参加させるのは大人の都合による虐待と捉えることができる。

コラボカフェのバスは男子禁制と言う。
性被害に苦しんだ少女たちを刺激しないようにと言う配慮なのか分からないが、辺野古で男性機動隊員と対峙させる事になんの配慮もないのなら、バスカフェの男子禁制は「少女を大切にしている」と言う外向けの、何の内容も伴わないPRだ。

Colaboの少女達を守るための美辞麗句は胡散臭い。


(5)宿泊費や給食費等について、一人一回あたりの上限金額を設けるなど、委託料の使途について合理的な基準を設けること。また、宿泊についてはその人数や目的、泊数などを報告させること。

住民監査部が出したこの調査報告は都や国の助成金で行く沖縄旅行は無駄使い、浪費じゃないのか、と警告のようだし、沖縄辺野古旅行の目的は何の為なのか?少女たちを使った政治利用ではないのか?住民監査部の厳しい目が光っているのを感じる。

保護少女たちは大事にされていないのではないか


私の最大の疑念はColaboは少女たちを大切にしていないのではないかと言う事だ。どんなに少女たちと寄り添い、伴走する団体、と爪半月氏が高く評価しても、Colaboが叩かれるのは活動内容を見るとそうではないからだ。

まず、看過できない問題は保護した少女からシェルターの家賃を取ることだ。

都から活動費を依託費でもらい、国の支援事業から助成金をもらい、アパートを立てる。それでシェルターを提供しながら少女たちから家賃を取る。おかしな話だ。家出少女や困難な状況にあり保護される被害者少女から家賃を取る?

友人がDV被害やレイプから逃げてきた。それを匿ったとして、その人から家賃を取るか?常識論では考えられない。保護した少女に生活保護も受けさせてるようだ。



アウトリーチ活動で街を放浪する少女に声をかけ、生活保護を受けさせて家賃を取る。アウトリーチ活動は人足集めの手配師とどう違うのか。

Colabo問題は会計不正疑惑だけではない。肝心の少女たちが貧困ビジネス、生活保護ビジネスの肥やしにされているのではないか、という不気味な疑念がぬぐいきれないでいる。これに爪半月氏はどう答えるのか。

仁藤夢乃氏とともに、聞いてみたい。

貧困ビジネス、生活保護ビジネスとはなんだと言う人は「ミスター慶應事件」を検索してほしい。貧困弱者をタコ部屋に入れて生活保護を受けさせて生活保護費をピンハネする事業のことである。

私の望みは困難な問題を抱える若年女性に支援の手が行き渡り、自立して女性としての幸せを掴んでほしい、そのためには少女を搾取するような団体は粛清されて消えてほしい。それだけだ。








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