【神社仏閣】白毫寺(びゃくごうじ):兵庫県丹波市
▶白毫寺(びゃくごうじ)
山号:五大山
宗派:天台宗
本尊:薬師瑠璃光如来(秘仏)
開祖:法道仙人
本山:比叡山延暦寺
Webサイト:http://www.byakugouji.jp/
住所・地図:〒669-4334 兵庫県丹波市市島町白毫寺709
▶由緒・歴史
「白毫寺(びゃくごうじ)」は、兵庫県丹波市市島町にある天台宗の寺院で、藤棚の長さが120 mある九尺藤(ふじ)の寺として知られています。
白毫寺縁起によると、705年(慶雲2年)、法道仙人により開基されました。本尊の薬師瑠璃光如来は天竺から伝えられたとのことで、白毫(=如来の 眉間 のやや上に生えているとされる白く長い毛のこと)から神々しく瑞光を放っていたので「白毫寺」と名付けられました。なお、奈良県奈良市白毫寺町にも同じ「白毫寺」という名称の寺院があります。
南北朝時代に入って赤松貞範など地元領主の庇護のもと、丹波屈指の名刹として隆盛を極めました。天正年間の織田信長による丹波攻略に伴い、明智光秀率いる軍勢の兵火により焼失しましたが、人々の厚い信仰に支えられて立派に再興し、現在に至っています。
▶境内
●寺号標
●摩尼車(まにぐるま)
摩尼車を1回転するとお経を1回唱えたことになるそうです。
●本堂
●楽寿観音
●ぼけ除け地蔵尊
●七福神
●孔雀
毒蛇をも食べることから仏教の守護神とされる孔雀が山門脇で参拝者を出迎え、時折、見事な羽根を広げるそうです。
●九尺藤(ふじ)
毎年4月末から5月初めには、藤棚の長さが120 mある九尺ふじが見ごろを迎えます。期間限定でライトアップも実施されるようです。
以上です。
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