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【資格】日本酒検定三級に独学で合格するための効率的な勉強法・合格体験記を公開します!過去問・テキスト・参考書 まとめシート・虎の巻

▶資格について

●はじめに:
私はお酒の中では一番「日本酒」が好きなのですが、日本酒のメニューを見ていると「生酛(きもと)/山廃(やまはい)」「無濾過生原酒」「あらばしり」「冷やおろし」「日本酒度」などいろいろな用語が出てきます。これまでは意味も分からずただ日本酒をひたすら飲んでいましたが、これらの用語の意味を理解すれば、日本酒について広く深く知ることができ、よりおいしく楽しく日本酒を飲むことができるのではないかと考え「日本酒検定」を受検することにしました。

●名称 : 日本酒検定(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会:SSI)

●概要 : 日本酒の魅力を消費者に知ってもらう機会を広く提供し、日本酒をもっと楽しんでもらうことを目的に実施されています。
※注意 : 日本酒検定にテイスティング(試飲)はありません。また唎酒師とは異なります

●級区分 : 5級,4級,3級, 2級, 1級・準1級
初めて受ける人は「3級以下」からのスタートとなります。
(2級以上をいきなり受検することはできません)

1級・準1級:日本酒のあらゆることに精通し後世へ適切に継承発展を行える
2級:日本酒の特徴、魅力を理解したうえで、新たな楽しみ方を考案できる
3級:日本酒の基礎知識、周辺知識のみならず、特徴、魅力を理解し第三者に伝えられる

●出題分野
出題分野は、歴史・文化、造り方から雑学まで、結構幅広いです。

歴史、文化  :歴史、文化(飲酒文化、地域文化など)
造り方    :原料(米、水、微生物)、製造方法
モラル・マナー:未成年飲酒の危険性や飲酒運転の撲滅など、飲酒のモラル、マナー
楽しみ方   :飲用温度、酒器、料理との相性、ラベルの読み方など
雑学     :生産量、消費量、海外事情、銘柄、醸造元などさまざまなこと

●受験資格
20歳以上であれば、職業、学歴、性別を問わず、誰でも受検可

●出題形式・試験時間・合格基準
【3級】50問マークシート70点以上で合格
※現在、3級はCBT(Computer Based Testing)受検が可能です。
(全国260会場を超えるCBTテストセンターでコンピューターでの試験実施)

●学習時間・勉強時間の目安
【3級】5~10時間

▶勉強方法と使った過去問、テキスト、虎の巻

●勉強のコツ

★いくら日本酒を飲むのが好きでも、出題分野が幅広いので、勉強時間ゼロで合格するのはほぼ不可能です。
★独学で充分合格可能ですが、どこがテストに出題されるのかを知らずに公式テキストを漠然と眺めても、時間ばかりかかって非効率に学習を進めることになります。実際、テキストでは小さな字で書いてあるところや細かい雑学も出題されます。
★以上から、効率的な学習の進め方としては、
①まず、過去問(できれば複数回分)をざっと眺めて、問われていること、選択肢の「キーワード」を把握します。
公式テキストから、過去問に出てきた「キーワード」が書いてあるページを中心に本文を読んで理解を深めます。

●使った参考書(過去問、テキスト)と勉強法

(1) 過去問

○公式サイト(https://ssi-w.com/consumer/nihonsyu-kentei/)に前回分の過去問は掲載されていますが、正直言うと「1回分では情報量不足」です。できれば「複数回分の過去問を問いておく」方が望ましいです。
○また、実際のテスト問題や過去問は、出題される順番と公式テキストに書いてある順番が異なるので、効率的な学習を進めるためには「過去問の問題が公式テキストの何章・何ページに書いてあるか」が対応できている方が望ましいです。
○私は、複数回分の過去問をすべて表にまとめ、公式テキストの何章・何ページに出てくるかを対応づけた上で、公式テキストに出てくるページ順にソートしたものを作成し、試験直前の復習に使いました。

(2) 公式テキスト『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』

○問題の9割以上は公式テキスト『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』から出題されます。写真、絵入りでとても分かりやすく書かれてありますが、検定によく出題されるところと、そうでないところが混在しています。

○私は体系的な理解を進めるため「日本酒タイプの4分類(薫/爽/醇/熟)」「日本酒の製造工程」の部分をピックアップしてオリジナルのまとめシートを作成し、試験直前の復習に使いました。

▶虎の巻(過去問テキスト関連表、まとめシート)【限定公開】

(1) 過去問テキスト関連表(A4で23ページ分)
複数回分の過去問をすべて表にまとめ、公式テキストのどこ(何章・何ページ)に出てくるかを対応づけたものです。
過去問(一部オリジナル問題含む)は全部で184題あり、公式テキストで出てくるページや簡単な解説も追加していますので、学習・復習しやすい作りになっています。
この一覧表に掲載されている過去問さえ解けるようになれば、合格点を超えることは十分可能です。

過去問【イメージ】

(2) 公式テキストまとめシート(A4で2ページ分)
○「日本酒タイプの4分類」である「薫酒/爽酒/醇酒/熟酒」ごとに特徴、最適温度、酒器、料理を表にまとめました。

日本酒タイプ4分類【イメージ】

 ○「日本酒の製造工程」である「1.原料工程→2.製麹→3.酒母(酛)造り→4.醪造り→5.製品化」を図でまとめ、各工程のキーワードをマッピングしました。

日本酒の製造工程【イメージ】

私は上記の学習法で、勉強時間は1日だけ(約5時間)でしたが「90点」を取ることができ、無事「日本酒検定3級に合格」できました! 以下に電子データを限定公開していますので、よろしければ是非ご活用ください。

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