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【四柱推命】自己イメージ②丙、丁編

生まれた日の十干が丙や丁の方に向けた自己イメージの話です。
どの五行を強めるのがよい場合でも自己肯定感を高める自己イメージを持った方がよいので、そのために自分が生まれた日の十干のイメージを知りましょう、というシリーズです。この前提となる記事は以下です。

そして、自分が生まれた日の十干が分からない方は、以下のサイトで調べることができます。

今回は丙日に生まれた方、便宜上、丙さんとします。
丙さんが自己肯定感を高めるために持つとよいイメージについて説明していきます。

丙は太陽です。
太陽のエネルギーは途方もない量です。

地球に降り注ぐ太陽エネルギーは、1秒あたり約42兆キロカロリー。これは、1秒間に世界中で使っているエネルギー(石油や電気など)の2万倍以上というスゴイ量です。

関東農政局 3.太陽エネルギーはスゴイ!【第1章「農」ってなーに?】

朝、日の出は神々しく、思わず拝んでしまいます。
暖かい日の光。燦々と降り注ぐ柔らかな光。
夕日は空全体を赤く染め上げ、すべての生物に休息を促します。
太陽はいつでも世の中を明るく照らし、温もりを与えます。

朝日

世の中を明るく照らし、すべてのものを暖めます。
尽きることのない強大な力で、すべての生き物を優しく暖かく育むのです。
これが、丙さんです。

そして、丙さんと同じ火行に属する丁さん。

丁については先に上杉鷹山の炭の火種をご紹介しましたが、先ずは灯を思い浮かべていただきたいです。

プロメテウスが火を人間に与えたのかどうかは別として、ともかく人間が火を扱うようになって、文明が起こるわけです。それまで獣に怯え寒さに震えていた人間は火を扱うようになって雨の日でも夜でも怯えることなく暖まることができるようになりました。火は人間の叡智の象徴でもあります。

上杉鷹山の火種のエピソードはこんな感じです。

鷹山は養子に入って貧窮に苦しむ米沢藩の立て直しを始めますが、藩士の中には「こんなことをしても、どうせダメに決まっている」と言う者もおり、なかなかうまくいきません。

本来なら収穫の秋ですが、籠に乗って領地を見回るものの厳しい現状を思い知らされます。鷹山は籠の中で小さな火鉢を抱えていたのですが、その冷え切った灰を見て米沢藩の窮乏を思います。随行の藩士が「火をお持ちしましょう」と声をかけますが、鷹山は断ります。

鷹山は灰の中にまだ赤く燃え残っている炭火に息を吹きかけます。すると、消え入りそうだった火はやがて勢いを盛り返します。新たな炭を加え、さらに息を吹きかけると火は新たな炭にも移り、赤く燃え始めます。

これを見て、鷹山は自分と数名の藩士が持つ希望と意欲を多くの藩士や民たちに伝播して、藩全体で立て直しに取り組むことができるのではないか、と考えます。胸の中の火種を燃やし人にも移し燃やすことを考え、ここから米沢藩の財政再建が始まるのです。火は人を温め、暗闇を照らします。

灯火

火は希望であり、意欲であり、意志です。心の中で燃えるものです。
そして、人に道を指し示すものです。
これが、丁さんです。

いかがでしょうか。
厳密には、自分の命式通りのイメージにした方がよいです。同じ丁さんでも、風雨に晒された厳しい状況で暗闇を照らす方、巨大なキャンプファイヤーのような方等、様々です。

「私は何だろう」とお思いになりましたら、無料で鑑定しておりますので、どうぞお気軽にお申し込みください。

皆様が幸せでありますように。

令和6年2月7日より有料に移行しております。どうぞよろしくお願い致します。(令和6年2月13日更新)

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