半身社会 -なぜ働いてると本が読めなくなるのか-
自分が出会ったものに関する
投稿の1回目です。
「半身社会」
この言葉を知ったのは8月だった。
※読み方はハンミシャカイ
この言葉は書評家の三宅香帆さんが
ゲストで参加されてたpodcastで聞きました。
半身社会とは、私の解釈で解説すると
仕事に全身全霊というより
仕事に関係ないことにも時間を割くことで
結果的に自分の役に立つという話。
(結果的に自分のキャリアにも役に立ったり)
※半身社会の対義語は全身社会
三宅さん執筆の
「なぜ働いてると本が読めなくなるのか」の
紹介によると現代社会人は
“明日の仕事に役立つかどうか?”
そして
“すぐ読み終わるだろうか?”と
即習得即効果を求めてしまうため
本を読むことが
億劫になってしまう傾向があるそう。
この話を聞いて
半身社会を体現するためにも
“明日の仕事に役立つかどうか?”と
せかせかせず、
読みたいものを読んだり
見たいものを見るので良いのでは?
ということに気付かされました。
そして私は何をそんなに
焦ってるのだろうとも思いました。
そんなに焦らなくても…?と
三宅さんに言ってもらえた気がして
すごく楽な気持ちになりました。
そんなできごとがあって
前回投稿のnote
脱・SNSをしてみたのです。
自分の時間を
自分の好きなもので埋め尽くして
心地よい生活を送る。
日々の生活を大切にする。
実はこの半身社会という言葉に出会った
podcastを聞いた日も
何かに焦ってたんでしょうね。
私は何か物事を進める時
どうもマルチタスクで進めないと
モヤモヤするタイプなんですよねー。
テレビを見るなら洗濯物を畳みながらとか。
テレビだけをゆっくり見るのが
時間がもったいなくて
そんな時間を過ごす自分が許せない。
だからこの日も部屋の片付けをするなら
何かためになるものをマルチでやりたい。
映像を見ながら片付けは進めづらいので
ためになりそうな音を聞こうと思って
podcastの番組を
たまたま選んだのです。
そう思うと、自分は本当に
何をそんなに焦ってるのか?というほど
追いかけられてる感覚に襲われてたのだと。
そして、マルチタスクをしない人を
なんだか許せない他人にも
厳しい人なんだなと。
このあたりの感覚は
本当のところ今もまだ
抜けてないかもしれないですが
少しずつ自分と向き合う中で
ゆるゆると解消していきたいと思います。
そのためにも半身で
自分の興味のあるものに手を伸ばし
そんなものに囲まれる生活を送ることで
心を豊かにしていきたいです。
今回の投稿もご覧いただき
ありがとうございました。
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