壊れたラジオな毒親
毒親ってのは、壊れたラジオだ。
ラジオってのは、当然、壊れていてほしいものではない。
壊れたラジオってのは、勝手に音が鳴るし、不快な音が鳴るし、
必要ではないタイミングで鳴るし、音が勝手に大きくなるし、音量の調節ができない。
そして、毒親ってのは、そのまま壊れたラジオなんだ。
言ってほしくない事を、言ってほしくない時に、大音量で言ったり、
言ってほしいことを言ってくれないこともある。
人間、完璧ではないことは、もちろん承知している。当然だ。
ただ、完璧じゃない親が、子供に対して、完璧を求めてくる、その苦しさが分かるだろうか。たくさん、人生を邪魔されて、進みたい方に進ませてくれないのに、「あっちへいけ、こっちへいけ」だの好き勝手言われる苦しさが。
これが、話を聞いてくれる親だったら違う。
つまり、普通のラジオだったらいいのだ。
好きな時に好きなタイミングで適切な音量で情報をくれる。
大切な情報は、ちゃんと、大きな音量だろう。
ただ、子供を見て、子供にとって、必要だろうという情報を、適切に伝えるだけだ。もし、子供にとって必要な情報がわからないのなら、それはあなたは親ではないということだ。それは子供にとって、ただ、一緒に住んでいて、自分を親だと思い込んでいる不快な人だ。うざったいたらありゃしない。
常に邪魔をして、嫌がらせをする人間は、親ではない。ただ、親だからという理由で許されているだけで、親ではないのだ。