韓国で家系ラーメンを食べた。22日目!韓国留学中の大学院生
大学を出て徒歩で約1分。
真っ赤な看板と見慣れたひらがな。
らーめん。
この4文字の破壊力は非常に恐ろしい。
韓国に来ているのに日本食なんか食うかと息巻いていましたが、ついに心が折れてしまった。
無性にらーめんが食べたい瞬間が訪れた。
カフェで2時間ほど作業をし、切りのいいところで切り上げ宿舎で飯を食おう。
そう思っていた矢先目に入ってきてしまった横浜家系らーめんからの誘惑にホイホイと乗ってしまったのである。
ちなみに、私はラーメンが好物である。
豚骨、家系、次郎系、味噌とこってりとしたラーメンを非常に好んでいる。
特に家系に関しては、横浜で食べた吉村家の味は今でも思い出せるほどおいしかった。
ホウレンソウをスープにひたひたにつけ、麺とスープをれんげに入れる。
そして浸したホウレンソウをすくい上げ、れんげに乗せる。
ミニラーメンの完成だ。
ミニラーメンにふーふーと冷気を浴びせ、勢いよく口の中へ。
こってりとコクのあるミニラーメンが口いっぱいに広がる。
これほど幸せなことはないだろう。
それが私と家系ラーメンとの出会い。
そして次に会ったのは、異国の地韓国だ。
もちろん分かっている。
日本食が海外でアレンジされていることは。
日本の寿司と海外のsushiが別物であることは誰しもが知っている。
逆に、日本のカレーがインドのcurryでないこともわかっている。
だからこそ、比較することなくただこの”横浜家系らーめん”という名前の食べ物を食べてみたかったのだ。
入店するとメニューがあった。
まあ日本のラーメン屋とそん色ない。
ハングルが読めない私にも、トッピングがあるらーめんの値段が少し高く、値段が安いらーめんはシンプルなものだと分かった。
そしてらーめん系ユーチューバーのすするtvをよく見ていた中で得た、”左上のらーめんが店の一番おすすめ”理論を駆使し、脳死でらーめんを注文した。
店に着席。
店内はカウンター、テーブル合わせて20席ほどあった。
店には10人ほど客が入っており、半分が食べ半分がらーめんを待っている状態だ。
厨房を見るとアルバイトの青年が一人でらーめんを作っていた。
結構忙しそう。がんばれ。
20分ほどが経過しついに念願のらーめんが到着した。
なんか思ってたより色薄くね?
家系を想像していた私的にはちょい色が薄かった。
それもそのはずである。
注文した画面を翻訳した写真を見返してみると、
完全に塩ラーメンを注文している。
痛恨すぎるミス。
私の口はすでにこてこてのスープを迎える準備をしていた。
空腹故の大ミスに叫びたくなりそうであったが、これも何かのご縁である。
家系塩ラーメン。
これもうまそうだな。と思いまずはスープをすする。
クッパのスープと似た、出汁がベースとなっている味を感じた。
うまいな。
そしてねぎをパクリ。
シャキシャキとしたネギである。
そしてもやしがそこに埋まっており、チャーシューと煮卵もパクリ。
麺をずるずるとすすった。
寿司とカリフォルニアロールのような圧倒的違いを想像していた私からすれば、これはほぼ家系ラーメンではないかと思えるおいしさであった。
すぐに完食し、フードコートのような返却システムで食器を下げ店内を後にした。
自分で下げるシステムは韓国では結構多いと思う。
店員が少なかったり、店が広いとなおさらこれである。
飲食店でないとしている自分としては大賛成案件である。
まとめ
韓国いるなら韓国料理!
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