1日目!韓国に留学中の大学院生-前編
きょうから留学生活がスタートしました!
正直ハングル読めなさ過ぎて異世界に迷い込んだ感覚です。
それがめちゃめちゃワクワクしていい。
昨夜はあまり眠れず、6時に起床。
正直あんまり眠れなかったが、初めてのゲストハウスで一回泊まってみたいなという気持ちが消化できて良かった。
ゲストハウスと言えば宿泊者同士のコミュニケーションだなと思っていたが話しかけるにはなかなかの勇気がいった。
俺がワークスペースでnoteを書いているとき、180cmくらいで金髪のマンバンの大男が、ギターのチューニングを始めた。
話しかけるチャンスだ!イッツグットと言って話しかけよう!
いつ言おういつ言おうと躊躇いながら機会をうかがっていると、スタッフが
「夜遅いからごめんけどやめてね。」と。
おい!せっかくのチャンスが台無しじゃないか!
スタッフの気遣いと優しさを少し恨みつつワーキングスペースには静寂が戻った。
時刻は22:30。俺ももう寝てもいいくらいの眠さで文字を打っていた。
もう寝に行くか。いや、チャレンジの旅だぜ。がんばれよ。
ついに話しかけた。金髪のイケメンは動画を止めこちらを向いて話しかけてくれた。
金髪の大男の名前はルーカス。フランスの東側に住んでいて友達を尋ねに日本に来たそうだ。
彼とは30分くらい漫画の話や日本にあるおいしいフランス料理の話をした。
ルーカスは牛丼と寿司が大好きらしい。
敬遠しがちのすきやも帰るころには恋しくなっているのかもしれない。
ごめん、すきや。当たり前すぎてあなたのありがたみに気づけなかったんだよ。
ルーカスは日本の文化や日本食が好きなようだ。
特にドラゴンボールについて盛り上がり話の流れと巻数が最高にちょうどいいというところまで話すことができた。
そしてルーカスは日本の安全さを教えてくれた。
「日本なら夜に宿や駅まで行くのに安全なエリアかどうか調べる必要がない。
他の国ならそれを調べてタクシーを呼ばなければならないことだってある。
とてもいい国だし何度も来てるよ」と。
いろんな国を旅するルーカスだからこそ重みがある発言だった。
経験した者だけが纏える言葉の重みを身に着けるためには、この留学の後にもいろんな場所に行こうと決心しながら、ルーカスにお休みを言ってベッドに潜った。
そして飛行機に乗ることとなる。
韓国への道のりは困難の連続だった。続きは中編へ。
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