大江健三郎の「セブンティーン」を読んで
大学生になって、自分で自分の行く先を決めることが多くなったからか、教室という狭い世界から出ていったからか、他人に期待することを諦めたからか、知らないうちに自信がついて自分を好きになれているからか、なんでかわからないけど「忘れらんねえよ」と「銀杏BOYZ」を聴かなくなっていた。
当時よく聴いていた曲の中でも、特にヘビーローテーションしていたのが「ばかばっか」という曲である。「忘れらんねえよ」の曲だ。この曲からは、輝いていて自分には手の届かない女の子への拗らせた恋心とそんな惨め