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わくわくすること

失敗や最悪、苦手、不安をかき集めて数えるのがとっても得意な私は、不幸を作り出す天才になった。

いつから得意になったのか、なぜ得意になってしまったのか。
そんなことを悶々と考えるより、これからどうなりたいか考えたい。

そう思うようになった私、雨読は、“わくわくするとやる気が生まれる”というメカニズムに気づいた。
今更?今更でもいっか。

自分の中の好きやときめきが刺激されると、とってもわくわくして、うきうきして、心の中も目の前も、なんだか色とりどりになる。



用のない時間は家の中で寝転がり、掌の小さな画面を凝視し、眠り、考えなくて良いことばかり考えてしまう私に、不幸になるのが大得意な私に、もっとわくわくをあげたい。

だったらまずは、今わくわくしていることをかき集めてみることから始めよう。
そう思って、この記事を書き始めた次第である。



*秋が来ること*
一番好きな季節、秋。
ご飯が美味しい、秋。
ちょっぴり儚い雰囲気、秋。

やっぱり私は秋が好き。
赤や黄色や茶色の落ち葉、金木犀の香り、肌に当たる心地よい風、風とともに香る匂い、外に出歩きたくなる気候、秋色を取り入れたコーデ、美味しいご飯に果物、夕暮れが一番似合う空。
好きがたくさん詰まっている。

今年の秋は、たくさん散歩がしたい。
公園で寝転がって、本が読みたい。


*写真を撮ること*
散歩に出かけて、綺麗だな、美しいな、儚いな、と思った景色やものを、写真に収めて大事にとっておきたい。

好きやときめきを切り取っておくと、なんでもない日がずっと特別になる。
何日も、何ヶ月も、何年も記憶に残って、時々その日を思い出して、うっとりする。
そんな時間が私は好き。

季節が移り変わった頃にフィルムを現像して、懐かしみながら一枚一枚眺めるのも好き。


*お気に入りに囲まれること*
沢山のものではなくて、ちょっぴりのお気に入りのものたちに囲まれたい。
キラッと可愛いポストカード、小さな葉の観葉植物、お花柄が可愛いポーチ、良い香りのハンドクリーム、コーデのポイントになるTシャツ、癒しをくれるアロマキャンドル。

ときめいたら、それをまずは味わって、今の自分をどのくらい彩ってくれるのかじっくり考えて、いつも良い買い物ができるようになりたいな。


*働くこと*
わくわくとは別に、どきどきもあるけれど。
でもやっぱり、新しい出会いにはわくわくする。

自分を知ってもらえること。
相手を知ること。

そのどちらも、怖いけれど、好き。
そのことは、忘れないでいたいな。

新しいことを知って、学んで、やってみて、失敗して、また学んで。
そうやってまだまだ大きく、深くなりたい。


*カフェに行くこと*
甘いものも好きだけれど、何よりカフェで過ごすゆったりとした時間が好き。
店員さんの穏やかさに癒されて、甘いものに癒されて、お店のコンセプトを見て学んで、時間がゆっくり過ぎるのを味わう。

ぼーっとするのも、ただ食べて飲むのも、勉強するのも、自分を見つめるのも、読書するのも良い。

行きつけのカフェに行くのも好きだし、新しく居心地良いカフェを見つけられる瞬間は、もっと好き。

これからもずっと大事にしたい時間。


*旅をすること*
行きたい場所、見たい景色があるって嬉しい。

次はどこに行こうって考える時間も、電車に揺られる時間も、ご当地の美味しいご飯を食べるのも、美しい景色を眺めるのも、とっておきの一枚を撮るのも、思いっきり疲れてから入るお風呂も。
旅の全部が好き。

次の一人旅は、岡山に行きたいな、と計画中。
カフェにも、雑貨屋さんにも行きたいし、美味しいご飯が食べたいし、美しい景色に出会いたい。
楽しみに、お仕事頑張ろう。





書き出すとわくわくってたくさんあって、きっと、日常にわくわくは溢れているのに、それを見つけに行く努力を怠っていることがある。
見つけに行く元気がないこともある。
わくわくより、どきどきやそわそわ、嫌な気持ちの方が自分の中で勝ってしまって、わくわくに気づけていないこともある。

わくわくを目一杯感じられるように、心のバランスを取れるようになりたいし、努力は怠らないようにしたい。
“わくわくするとやる気が生まれる”メカニズムを最大限に活かして、日々をよりよくしたい。

時々わくわくを見失ってしまうことがあっても、わくわくがこれからもずっと、自分のそばにありますように。


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