アスリートの思考〜自分との向き合い方〜
こんにちは。
スポーツトレーナーの神田泰裕です。
皆様いつも私の記事をご覧になってくださり、ありがとうございます!
前回は、アスリートのメンタルに関して書かせて頂きました。
まだご覧になっていない方は是非こちらをご覧ください。
【サッカーにおけるメンタル】
・環境適応(文化や言語の違う場所でのプレーすることの難しさ)
・メンタルコンディショニング(ネガティブな思考にとらわれずに感情をコントロールするスキル)
・キャプテンシー(サッカーなどのチームスポーツにおいて集団を結束させる要素)
・モチベートコントロール(選手、チームの士気を上げる監督やサポートスタッフに必要な要素)
・認知と判断(目まぐるしく変わるピッチの中で状況を認識し、プレーを選択する)
etc
これらの要素があります。
そんな中、今回は
メンタルコンディショニングに関して書いていこうと思います。
アスリートは、スタジアムで大勢のサポーターに囲まれ、大きな期待と勇気、そしてプレッシャーを受け止めながらプレーしています。
特にサッカーは、ボールを足で扱う為、非常に不正確なスポーツとも言えると思います。どんな一流のプレーヤーでもミスをしますし、そのミスから得点が生まれる機会も多いです。
サッカーは、そのミスが起きた時に自分の思考をコントロールスキルとして身に付けることが非常に重要です。
例えば、試合中にボールを相手から奪われたとします。
その時に、
『ああ、、取られてしまった。この芝生はやりづらいな。』
『なんだよ審判ファウルだろ!!』
『あいつもっと動けよ!パス出せないだろ!』
こういったネガティブな思考になるケースが多いと思います。
その時に、審判や相手、環境など外的要因に思考が向かってしまう選手は、メンタルコンディショニングスキルが不十分で、感情をコントロール出来ずにプレーのクオリティを下げてしまう事になります。
では、どのような思考に持っていくべきでしょうか?
私は、まず思考や感情のベクトルを外的要因ではなく、自らに向けれるか?ということが重要だと思っています。
スタジアムの芝は相手も同じ条件で戦っているし、審判だって人間だからミスもするかもしれない。
自分の力では変えれない事(外的要因)に感情や思考が向かう事は適切ではない。
試合をする上での目的はなんでしょうか?
試合で勝つ事、そしてもっと自分を向上させる事であるべきで、
審判や環境を変える事が目的ではないはずです。
ミスが起こるのがフットボールであり、そのミスが起きた時こそ、
ベクトルを自らに向け、今何をするべきか!を考えるのが大切だと思います。
自分の行動は変えれるはずです。
変えれるものに、思考を向けていくことがアスリートにとって重要な思考なのではないでしょうか。
プレーが出来ない今でも、きっと思考は変えていけるはずです。
今週の神トレは
瞬発力(パワー)がテーマになっています!
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