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Quicker プロダクトチーム 2021 4Q振り返り

Quicker の開発責任者をしている宇田川(@udayan28)です。
4 月の頭に業務委託・副業含めた開発チーム全員で 2021 年度 4Q の振り返りを行ったのでその一部を共有します。

2021 4Q に起きたイベント

下記が 2021 4Q に起きた大きなイベントです。順に紹介していきます。

  • 3.2 億円の調達

  • ミニ pivot したプロダクトのリリース

  • 開発メンバーが 2 名から 5 名に

3.2 億円の調達

大変ありがたいことにジャフコグループ株式会社 、XTech Ventures 株式会社から、プレシリーズ A ラウンドにて総額 3.2 億円の資金調達を実施することができました。
なんとか次につなげることができて安堵したのと、ここからまたがんばるぞと思ったのを覚えています。

プレスリリースはこちら。

ミニ pivot したプロダクトのリリース

私が入社してから何回かプロダクトを作り直したりしていたのですが、今回、メインで打ち出す機能が変わった関係で一部の機能を短期間で新たに作る必要がありました。その機能を上記の調達のプレスリリースに間に合わせるため、開発メンバーでなんとか作りきり、なんとかリリースまでこぎつけました。めちゃくちゃ大変でした 😊

開発メンバーが 2 名から 5 名に

3Q は私と副業メンバー 2 名での開発体制だったのですが、調達が決まったのもあり、4Q は下記 3 人のメンバーが開発チームに新しく入社しました。
それにより、私を含めて合計 5 名の開発チームになりました 🎉

  • 業務委託 1 名

  • 副業 1 名

  • インターン 1 名

振り返りの結果

上記のイベントがあったねーと雑談しつつ、GPT(KPT の Keep を Good に変えたもの)を使って振り返りを行いました。
こんな感じです。

GitHub Projectを使ったGPTのまとめ

振り返りで挙がったものの中でGoodとProblemをそれぞれ3 つ取り上げます。
※ TryはProblemを解決するものがほとんどだったため、skipします

Good

  • デザインドキュメント駆動で開発が回り始めた

  • 開発ルールが明文化されている

  • 調達とプロダクトリリース

デザインドキュメント駆動で開発が回り始めた・開発ルールが明文化されている

3Q の終わりに、初期から関わってくれている副業メンバーとチームメンバーが増えるからドキュメントを整備しようという話をしていました。その中で、開発チームのルールの明文化と設計レビューのためのデザインドキュメント作成を採用したのですが、結果として一部のメンバーから Good にあげられていたことはとても嬉しく思います。まだ完璧に運用できているわけではないですが、少しずつプロダクトチームの開発スタイルが出来上がってきているので、これからも改善を続けていこうと思いました。開発ルールやデザインドキュメントの運用についてもどこかでブログに書ければと思います。

調達とプロダクトリリース

ここはイベントにも書いているので詳細は書きませんが、先に進めて本当によかったです...

Problem

  • テストが少なく、QA とリリースが大変

  • feature flag の運用が定まっておらず、問題が起きそう

  • モメンタムを感じたい

テストが少なく、QA とリリースが大変

テストが少ない問題は 3Q でも話題にあがっていたのですが、4Q で対処しきれずに今回の Problem でもあがったという感じでした。一部にテストはあるものの、ユニットテストが書きづらいところが放置されていたり、リリース優先でテストを書くのをサボったところがあり、それがリリース前 QA の圧迫やデグレに気が付かないといった問題を発生させていました。4Q の途中で Autify を導入しましたが、まだ開発チーム全体で定着するまでは至っておらず、次の Q でテストを拡充していこうという話になりました。現在、イシューを切って各メンバーで対応中です。

feature flag の運用が定まっておらず、問題が起きそう

いつでもデプロイできるようなブランチ運用のために feature flag を採用したのですが、pivot の影響で顧客に提供し続けている機能とそうでない機能がわかりづらくなったり、flag 全体を理解しているのが宇田川だけになったりと、他の人がリリースしたらリリースミスに繋がりそうという指摘がありました。公開のタイミングで消えている flag もあれば、そうではない flag もあったりと、いったん目的も整理した上で見直そうという話になりました。また、QA 環境や dev 環境含めて公開範囲が複雑になってきたため、feature flag の機能自体もそれに合わせた形に作り直した方が良いのではという声もありました。現在、担当者が目的の整理と機能要件をまとめています。

モメンタムを感じられる仕組みがない

新規で企業導入があった際には Slack で共有したり、折を見て数値の共有はしていたのですが、もっとリアルタイムにガンガン通知が来るような形で知りたいという意見があり、仕組みを作ろうという話になりました。通知がなりやまないぜという瞬間を見られるように早めに仕組みを構築したいと思います。担当は私です 😊

最後に

Quicker 開発チームではこんな感じで振り返りを行っています。今 Q もすでに開発メンバーが 2 名増え、次の振り返りがとても楽しみです。プロダクトやチームをよくしていきたい、そういう仕組みづくりに興味があるメンバーを大募集しております!

ここには公開していない内容もカジュアル面談だと話せたりするので、気になる方はこちらからぜひ!

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