転売の規制は困難?
皆さんこんにちは!B班です!
今回は、私たちの研究内容をご紹介したいと思います。
”転売ヤー”は嫌われる?
B班は3年生2人、2年生3人の5人のメンバーで研究を行ってきました。
初めに何を研究題材にしようかと考えたときにいくつかの社会的に問題とされている事象をあげていきました。
その中で、”転売ってどうして悪いのだろう”、“いつから社会問題とされているのだろう”などの疑問が浮かびました。”転売ヤー”と聞いて良い印象を思い浮かべる人はほとんどいないと思います。
しかし、転売ヤーのしていることを簡単に表すと、
”物を安く買い、高く売る”
この行為自体は、合理的な経済活動であると言い得るのではないでしょうか。では、なぜ転売は悪い印象をもたれるようになってしまったのか。
そこで、転売がどのように社会問題化されているのかを調べたところ、他の転売行為とは異なり、チケットの転売のみが規制されているという事実が分かりました。
しかし実際は、実際に施行された法律には”グレーゾーン”と呼ばれる抜け穴があり、チケットの転売を規制しきれていません。
そこで私たちB班は、
”なぜチケット転売は法律が制定されたのにも関わらず、転売が繰り返されているのか”
という問題を研究テーマに設定し、研究を進めてきました。
実施形態を統一することのメリット
1年間、ゼミでの活動を進めてきましたが、私たちが特に苦労した点は、
”ゼミの実施形態を統一できなかったこと”
です。
今年度は、オンラインとオフラインという二つの形態を並行して利用しなければならなかったため、モチベーションを維持することに苦労しました。
私たちの班は、オフラインであれば、みんなで顔を合わせるということもあり、モチベーションが上がり作業が捗ります。
しかし、オンラインの場合、班員の数が他の班よりも多いということもあり、コミュニケーションに支障が出てしまい、モチベーションに差が生まれてしまいました。
そのたびに、班員同士でお互い考え、想いを伝えあうことで乗り越えてきました!
オンラインでの作業が当たり前になってきた今、オフライン時と同等の作業やモチベーション、さらには”オンラインだからこそできること”を見つけていくことが大切だと感じた一年間でした。
オープンゼミ開催決定!!
3月8日(火)にオンラインでのオープンゼミを開催します!
3年生にとっては約一年ぶり、2年生にとっては初めてのオープンゼミとなります。
B班での研究も残り1ヶ月です。後悔のないようにとことん転売について突き詰めていきたいと思います。
是非ご参加ください!!
概要は以下の通りです。
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【日時】 2022/3/8(火) 19:00~22:00(受付開始18:50)
【場所】 オンライン開催(参加URLは後日登録いただきましたメールアドレスに送付させていただきます。)
【内容】 4つの班による研究発表とそれに基づく参加者の方々とのディスカッション
A班「日本のたばこ規制はなぜ進みが遅いのか?」
B班「法律のグレーゾーンはどのように形成され、利用されるのか」
C班「なぜ日本の死刑はなくならないのか?」
D班「女性管理職の登用と企業分析」
宇田川准教授の時間(内容未定)
【参加費】1,200円
※頂きました参加費は、書籍購入費・文献コピー代等、研究の促進のために利用させていただきます。
【連絡先】 openzemi_udagawaseminar@yahoo.co.jp
こちらでいただいたサポートは研究費(書籍の購入や論文のコピー代など)にあてさせていただきます。