一足早くオンラインにてゼミを開いてみた。~課題と利点~Vol.12
皆さんこんにちは、3年の新野です!( 未だに3年と言うことになれていない・・・笑)
大分お久しぶりですね。この春休みはいろいろなこともあり、かついろいろなことを諦めなければいけない、ちょっと変わった長期休みでした。笑
決してブログ投稿をサボっていたわけではないのです、決して。
もう、暇すぎて絵を描いたり、本を読んだり、はたまた料理にはまったりと、絶賛インドア生活を楽しんでいる自分がいます。笑
(こういうのを下手の横好きといいますw)
まあ人に会いたいなぁと思ったり、外でスポーツでもしたいな、とも思いますが。
この調子はいつまで続くのやら。
まぁくよくよしてもしょうがないんで、明るく行きますよ!
今年度初の宇田川ゼミ!!
いやぁ、うっかりしていてZOOMの画面をスクショするのを忘れていましたが、(n回目)
(多分)史上初の!宇田川オンラインゼミ!
全体のアジェンダとしては以下のような感じになりました。
総時間としては2時間半ほどでしょうか。
慣れてない部分もあり、途中途中思考錯誤しながらやりきりました!
そのうち慣れてくるような気がしていますが。
今日のzoomにて、ちょっと困ったり、逆にここいいな!と思ったのは以下の通りです。
春先ですから、弊ゼミのように新しいメンバーとMTGする機会は多いと思います。
是非参考にしてみてください。
・ちょっと苦労したこと
1.全体のコンセンサスを取るのが難しい
zoomには、賛成をずっと維持して示す機能がありません。(反応、というので20秒くらい?賛成を表す機能はありますが。)
→Slackに#zoom_liveというチャンネルを作り、そこで同時進行でスタンプを押す。
こうすると、しっかりコンセンサスを取ることができますし、懸念点や質問にはzoomのチャットやSlackのスレッドに書き込めば人の話を遮ることなく話すことができます。
2.「どう思いますか?」という答える人が定まってない問いは沈黙が続く
まあこれは対面でやっても起こりうることではあるんですが、一層zoomだとみんな気を利かせたり声が被るのが嫌なのか、答えにくいという現象が起きますね。
→べつに誰に聞いてもいいこと(フィードバックが欲しい内容)は指名して聞いてみる。
こうすると、沈黙は限りなく減らせますし、少ない時間を有効に使えます。会議に参加している人は、別に(積極的に)答えたくないのではなく、誰かが答えてくれるだろうというのが心理的に起こりうるのかなぁと。オンラインだとそこの心理的な壁はより一層強く感じますね。
3.結構疲れる。笑
これは、まあ当たり前なんですが、2時間も画面に集中していたらかなり疲れますよね。
なぜ教室とオンライン授業だと差が出るのかはわかりませんが。
Netflixで一本まるまる映画見るぐらいには疲れますね。おそらく、ラップトップといえど、小さい画面なのが疲れの原因な気がしてきます。
→30分、45分、60分のどこかで一回休憩をとりましょう。今日は90分でやりましたが、正直かなり疲れましたし、集中力を保つのが難しいかと思います。
より参加者の集中力を高めるために、積極的に休みましょう。
これくらいです。笑
案外書いてて思うのは、「やってみたらなんとかなり」ます。
むしろ下は、オフラインと比した利点です。(大学に行かなくていい、というのは一応外してあります。笑)
・むしろ良かった点
1.みんなの表情が一画面で確認可能
まあ正直当たり前っちゃ当たり前なんですが、zoomだと一つの画面に最大で25人まで見ることができます。これってわりとオフラインだとできない点で、議論の際一方向しか見えないのでむしろこっちの方が感情が読み取りやすかったりしますね。
2.コンセンサスの時間を取る必要がない
これは不便な点の裏返しになるのですが、コンセンサスに今まで使っていた全体の空気を読む時間というか、考える時間といったものを省くことができます。話の途中にSlackで同意は取ればいいので。
特に、ミーティングの参加人数が多くなれば多くなるほど、このメリットは大きくなりますね。
3.ブレイクアウトセッションは超優秀!
zoomには、全体の参加者を個別の部屋に割り振ることができます。これによって、小単位でのグループディスカッションや、雑談をすることができます。この機能はオフラインでやるとするとすっごいめんどくさいですよね。笑 移動しなければならないんで。
す、すげぇって思ってます笑
4.あんまオフラインとの議論の差はない
ここ重要なのですが、あんまりオンラインとオフラインで「議論に差はない」ことです。
ここを利点とおいていいのかどうか悩ましいというのはあるのですが。笑
以上になるかと思います!
オンラインで「戸惑い」は増えるのでしょうが、その分、頭を使えば返っておんはいんならではのよさを引き立たせることができます。
使えるものはどんどん使っていきましょうね!!
反省はやらない!良いところを見つけよ!!
今日の本題です。
今日のゼミでは、1年間どういった風に運営していくか、をコアチームが考えてきてくれたのですが、
その中でおそらく最も、「はい?」と思ったのが「今年は反省を反省という形でやらない」ってところです。笑
どういうこと?って思う方もいらっしゃると思います。
どういうことかというと、
ある問題が誰かのせいで生じたとします。
その問題への反省のための批判(criticize)から入るのをやめよう、ということです。
むしろ、この問題から生じた、いいことに目を向けて、それを見つけることから始めるのが重要なのです。
例えば、
ずっと遅刻を繰り返す人がいるとするじゃないですか?
その人の、遅刻を繰り返す原因を考えて、その予防策をいきなり考えるのではなく、
まず「いいところことから始める」んです。
「しっかり遅れるって連絡取れてることがいいね!」
とか、
「出来るだけ時間に間に合わせようと急いで向かっているのがいいね!」
などですね(やってみたらわかりますが、問題の中にいいところを見つけることって難しいですよ、頭の使いどころです)
何をそんな甘っちょろいことを・・・
と思う方もいるかと思いますが、
実はこれは去年の反省からの学びであったりします。
去年は、従来通り、何か大きなイベントがあるごとに反省をしていたのですが、
それが意味をなしていなかったんですね。
つまり、反省によって導き出される結論は、誰の目から見ても正しくて、できたら問題の解決になるものになるんですが、
一方でこれはあくまで「正論」なんですね。
正論は通じないんです。
むしろ、当事者が困っているのは、その中における複雑性、とでも表現すべきでしょうか。
その顕在化する問題に至った経緯というのは、むしろ語れる範疇にない複雑で、正論にないところから生まれる、ことの方が多いです。
だから、いくら正しい解決策を作り上げたところで、再現性はかなり低いのです。
だから、「〜すべき」という正論に関して、当事者は「それはそうなんだけど・・・」と思ってしまい、結果雰囲気が悪くなる、というのが去年の課題でした。
つまり、反省が反省になっておらず、雰囲気を悪くするものでしかなかったんですね。
だから、むしろ「ひっくり返す」
いいところを見つけるんですね。まずいいところを。
こうすることで、まず雰囲気が良くなります(これ重要!)
2番目に当事者も問題の根幹を話しやすくなります。(らしいです)
などなど、、、
これは「反転」という先生の研究からのアイデアです。
重要なのは、「問題が解決すること」なのであって、そこに至る方法とは何でもいいんですよね。
まだ初めての試みですがちょっと変わっていて面白そうですよね。笑
今年も頑張っていきますので、ブログ班共々、よろしくお願いします。笑
弊ゼミのツイッター、作りましたので是非フォローしてくださいね!(今なら確実に古参になれます。古参になるメリットは、、、w)
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