秋オープンゼミ直前 E班紹介記事 vol.10

宇田川ゼミE班です!

今回は私たちの研究についてご紹介いたします。 私たちの研究テーマは、ずばり

「カスハラはどのように問題化したのか」

です。

このテーマに至った背景として、私たちにとって身近な社会問題は何かを考えた際、E班には飲食業でアルバイトをしているメンバーが多く、カスハラを受けた経験がある人から、「なぜカスハラをする人がいるのだろう?」「カスハラはどこからがカスハラと認識されるのだろう?」といった疑問が浮かび上がってきたことがきっかけです。

さらに、カスハラはセクハラやパワハラとは異なり、初対面の人や組織の外部の人から受けるものであり、その特異性からカスハラがどのように成立するのか調べるのも興味深いと感じました。

調査を進める中で、「カスハラとクレーマーの違いは何か?」という新たな疑問が浮かびました。さまざまな文献を調べても、これらが明確に区別されていない、あるいは混同されていることが分かり、明確な定義は存在していないのではないかと感じました。

そこで、過去の有名なクレーマーやカスハラに関する事件を調べ、年表にまとめ、それを受けて行われた法改正の流れを追うことにしました。しかし、最近のゼミで「E班の研究が調査学習に偏っている」と指摘を受け、大幅な方向転換が必要となりました。

現在、具体的な事件を基に、その行為がどのようにしてカスハラと判断されたのか、そのプロセスを分析しようと試みていますが、難航しており、苦戦しています。

オープンゼミ直前まで班員で議論を重ね、研究内容をさらに深めていく予定です。 当日はどうぞよろしくお願いいたします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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