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DIGGIN’ 和レゲエ 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2018.11.21

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)TOKYO FM『 Muro Presents KING OF DIGGIN’』パーソナリティのマッカチンです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いいたします。

MURO:よろしくお願いします。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、もう11月21日ですけどね。相変わらず、MUROさん、レコード屋さんは行ってますか?

MURO:(笑)行ってます。

MACKA-CHIN:行ってますよね。

MURO:はい(笑)

MACKA-CHIN:あっははは。まあ、僕もレコードだけは、ほんとやっぱり何でも欲しくなっちゃうんですけど。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:もう自分的には誕生日も近くて、何か欲しいものありますか?って聞かれたら、真っ先に「レコードです」と答えるようにしてます。

MURO:ねえ。それ何十年も前からそうだよね(笑)

MACKA-CHIN:(笑)そうなんっすよ。

MURO:僕ら、やっぱ嬉しいもんねえ。

MACKA-CHIN:はい。なんでだろうなぁ、もっと聴きたいんですよねえ。っていう、まあほんとにレコードに取り憑かれている私たち2人ですが。

今晩のさっそくテーマを、MUROさん、教えていただきたいんですけど。

MURO:はい。「和レゲエ」を。

MACKA-CHIN:和レゲエ。きたー!

MURO:日本の80年代とか70年代の楽曲で、レゲエっぽい楽曲、レゲエっぽいアレンジだったりとか、今聴くとレゲエっぽかったりとか、そういった楽曲をちょっと7inchで。今日持ってきたんですけど。

MACKA-CHIN:じゃあ、今日は完全に7inchセットで。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:そうですね。まあ、和レゲエって、ここ最近、和モノとか、和サルサとか、和サンバとか、なんでも和つけてんじゃん、みたいな。みんな思ってるかもしれないけど、やっぱこれ、一つ全体的に、歌謡曲とか、和モノの中で、特に和モノと言っても、いろいろジャンルがあるわけで。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:その中で、レゲエっぽいっていうのを和レゲエ。特に、なんだろうな。今、現行で、日本語でレゲエをやられてるアーティストもいっぱいいて。

例えばMUROさん「SEXY WOMAN」カバーしてくれたPUSHIMさんとかも、何曲もやられてると思うし。

PUSHIMさんはもう本当にそのジャマイカの音楽に影響受けて、もう本当に洋楽テイスト盛り込んで、本当の2000年代というか、もう今の世界に通用するような感じでレゲエのアレンジで、要はピックも強め、スネアも強めっていう、要はダンスホールミュージックというか、そういうのでやられてるアーティストですし、今、MIGHTY CROWNとかもそうだし、みんなそういうフォーマットでやられてるんですけど。要はこのMUROさんが掘り下げる歌謡曲の中の和レゲエっていうのは、要は歌謡曲の中に、実は聴くと裏打ちでレゲエっぽいとか。

MURO:そうそう。

MACKA-CHIN:たぶん、そういうとこですよね。

MURO:そういうことです。はい。

MACKA-CHIN:要は、つまりMUROさんが掘り下げていく中で、改めてここ最近じゃないけど、再発見して、これが裏打ちのレゲエに聴こえるじゃんっていうか、レゲエじゃん、これってってとこですよね。

MURO:うん、そういうとこです。

MACKA-CHIN:なるほど。じゃあ、もう、ちょっとアツくなってきちゃったんだけども。

MURO:ありがとうございます。解説。

MACKA-CHIN:いやあ、もうほんと。なんだろうな。歌ってる本人とか、もうこれが実際、これはレゲエでしょうって言って歌ってるとは限らないですよね。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:ねえ。それこそ気づいてないと、これレゲエっぽいねっていうのを、本人が後から気づくかもしれないですけど。まあ、百聞は一見にしかずじゃないですけど、とりあえず、色々MUROさんが掘り下げていったそのDIGGIN’「和レゲエ」というのをさっそく今晩はお届けしたいと思います。MUROさん、準備はよろしいでしょうか。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ということで、11月21日、MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日はオール7inchのセットです。テーマは「DIGGIN’ 和レゲエ」お願いします。

ソングリスト

1. ダンスのチャンス / 井上陽水
2. DON’T WORRY MAMA / 西 慎嗣 & ロード ロード ローディー ミス クローディ グループ
3. GONE-GONE / もんた & ブラザーズ
4. ジョハナスバーグ / 八神純子
5. 痛いMy Heart / Business
6. 今日もどこかで / 柴田まゆみ
7. 蒼いジャマイカ / 南 里沙
8. THE MIRRORS OF EYES / サンディー&サンセッツ
9. YOROKOBINO UTA / Sandii & Dennis Bovell

1. ダンスのチャンス / 井上陽水

タイトル:ダンスのチャンス
アーティスト:井上陽水
レーベル:FOR LIFE RECORDS
リリース:1984

2. DON’T WORRY MAMA / 西 慎嗣 & ロード・ロード・ローディ・ミス・クローディ・グループ

タイトル:DON’T WORRY MAMA
アーティスト:西 慎嗣 & ロード・ロード・ローディ・ミス・クローディ・グループ
レーベル: Victor
リリース:1980

3. GONE-GONE / もんた & ブラザーズ

タイトル:GONE-GONE
アーティスト:もんた & ブラザーズ
レーベル:フィリップスレコード
リリース:1983

4. ジョハナスバーグ / 八神純子

タイトル:ジョハナスバーグ
アーティスト:八神純子
レーベル:MOON RECORDS
リリース:1985

5. 痛いmy heart / ビジネス(Business

タイトル:痛いmy heart
アーティスト:ビジネス(Business
レーベル:JAPAN RECORD
リリース:1981

6. 今日もどこかで / 柴田まゆみ

タイトル:今日もどこかで
アーティスト:柴田まゆみ
レーベル:ASYLUM RECORDS(アサイラム・レコード)
リリース:1978

7. 蒼いジャマイカ / 南 里沙

タイトル:蒼いジャマイカ
アーティスト:南 里沙
レーベル:Victor
リリース:1986

8. THE MIRRORS OF EYES / サンディー&サンセッツ

タイトル:THE MIRRORS OF EYES
アーティスト:サンディー&サンセッツ
レーベル:YEN RECORDS
リリース:1984

9. YOROKOBINO UTA(ヨロコビのうた) / Sandii & Dennis Bovell(サンディー&デニス・ボヴェル)

タイトル:YOROKOBINO UTA(ヨロコビのうた)
アーティスト:Sandii & Dennis Bovell(サンディー&デニス・ボヴェル)
レーベル:P-VINE
リリース:2017


エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまではMUROさんの7inchセットで「DIGGIN’ 和レゲエ」ということで。

MURO:はい。ありがとうございました。

MACKA-CHIN:いやあ。

MURO:初の試みでした。

MACKA-CHIN:いやあ、面白い。やっぱレゲエだね。

MURO:ねえ。後半のやつとか、もう完全に意識してますね。

MACKA-CHIN:ねえ。ほんとに井上陽水さんから始まって、やっぱ日本人ならではの、日本語の、要は歌謡曲なんですけど、僕たちが病気なのかもしれないですけどね、これがレゲエだって言ってるっていうのは、何だっぺ?って感じなんだけど(笑)普通の人はもしかしたらそう思うかもしれないけど。まあ、完全に僕たちDJ人から見ると、これはもうレゲエになりますね。

MURO:ですねえ。

MACKA-CHIN:いやあ、面白いです。ほんとに僕も全然知らない曲がいっぱいあったんで、色々MUROさんに教えていただきたいんですけど。まずこの2曲目のさ、この西 慎嗣 & ロード・ロード・ローディー・ミス・クローディ・グループってめちゃくちゃ長いグループ名なんですけど(笑)

MURO:あっはは(笑)

MACKA-CHIN:これ、完全に歌声が。

MURO:はい。桑田佳祐さんですね。

MACKA-CHIN:ですよねえ。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:こういう曲も歌われて。でも名義は西 慎嗣(にし しんじ)さんっていう。

MURO:はい。スペクトラムのメンバーの方で、アルバムも出ていて、そこに大上留利子さんとかも参加なさってたりとか。

MACKA-CHIN:なるほど。しかも「Don't Worry Mama」とかさ、良いタイトルだなあ。

MURO:ねえ。これ、僕、リアルタイムでしたね。

MACKA-CHIN:あ、そうですか。

MURO:はい。ジャケットのエマニエル坊や。

MACKA-CHIN:エマニエル坊や。めっちゃかわいい。ねえ、ヒップホップだと「Mama Said Knock You Out」が来ちゃうんだけど(笑)

MURO:あっはは(笑)そうそう。

MACKA-CHIN:まあ、ちょっとずれちゃったけどね。あと、3曲目のもんた&ブラザーズも、もうほんとに完全に。

MURO:もうリアルタイムでしたね。

MACKA-CHIN:リアルタイムですよね。完全に裏打ちで。で、4曲目の八神純子さん「ジョハナスバーグ」これはもうリリックにレゲエとか入ってきてて、もう完全にレゲエやる気で。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:B面なんですけどね。やっぱり7inchは、B面は冒険できたのかな。もしかしたら。当時は。

で、一番驚いたのが、やっぱもう、「痛いMy Heart」。

MURO:ビジネス(Business)。

MACKA-CHIN:ビジネスっすか。これはもう、完全にど頭からギターのカッティングとか、ほんとにレゲエやる気満々で入ってきて(笑)

MURO:あっはは(笑)

MACKA-CHIN:で、気づいたら、ちょっと簡単なサビって言ったら失礼ですけどね、一緒に歌いたくなる。

MURO:ねえ。

MACKA-CHIN:「痛いMy Heart」って言ってんだけど、実はちょっと明るい感じで「痛い、痛い」とか一緒に歌えちゃう感じとか。で、ハーモニカのソロとかも入ってきてて、このへんもすごくレゲエ感じますね。

MURO:ねえ。気持ちいいっすよね。

MACKA-CHIN:めっちゃ気持ちいい。めっちゃ気持ちいい。あとね、ほんと色々伝えたくて、今この7曲目の。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:南里沙さん。この「蒼いジャマイカ」っていうの、もうこれ、くらっちゃったあー。

MURO:最高ですねえ。

MACKA-CHIN:最高。音もすごい綺麗。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:たぶん、なんか。

MURO:ここ近年で一番。

MACKA-CHIN:ねえ。

MURO:ボム(めっちゃいい!)ですねえ。 

MACKA-CHIN:ねえ。ほんと、ローランドとか、そういうのすごい良いドラムの、もうとにかく音がクリアで。もう、見ると86年なんだけど、やっぱりその、なんだろうね。フックが「I Love Jamaica It's a Paradise」みたいな。

MURO:良いっすね。

MACKA-CHIN:うん。これもやる気満々ですよ(笑)

MURO:あっはは。

MACKA-CHIN:はい。まさに「和レゲエ」ということで。もう本当に奥深い。またぜひ、ちょっとMURO君やっていただきたいです。

MURO:はい。ぜひやらせてください。

MACKA-CHIN:もうあっという間の時間なんで、もうここまでで終わります。ということで、パーソナリティは私MACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:ありがとうございました。

MURO:失礼します

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