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DIGGIN' ROY AYERS (ロイ・エアーズ) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.3.13

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いしまーす。

MURO:よろしくお願いしまーす。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、なんと今日3月13日は、我々KING OF DIGGIN’、この番組が始まって、まもなく1周年なんですけど。

回数を数えてくれた人がいてですね、1・2・3・4っていくと、今日が何とぴったし50回目ということで。

MURO:うわぁ、50回いきましたか。

MACKA-CHIN:50回いきました。だから、ぶっちゃけ、この番組、30分番組なんで、もうMURO君は25時間ミックスをしてるということになりますね。

MURO:あ、ありがとうございます。

MACKA-CHIN:で、探っていくとですね。1回目が、どうやらエドナ・ライト(Edna Wright)から始まって。

MURO:はい。覚えてます、僕。

MACKA-CHIN:まさにね、この番組のプロデューサーもエドナ・ライトのレコードがほしいってずっと言ってますけどね。なかなか見つかってないみたいですけど。

MURO:僕もまだ見つけられてないです。ちょっとあげようかなと思って、探してるんですけど。

MACKA-CHIN:ねえ。あればねえ。はい。イタチョウ(Mr.Itgk aka Ita-cho)は持ってるよって言ってましたけども(笑)

MURO:(笑)

Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho
ヒップホップのレコードを世界一売った店の元バイヤーとして、100タイトルを越えるエクスクルーシブ盤の制作やクラシックタイトルの再発などの仕事で評価を受ける。

海外買い付けでもアメリカ、ヨーロッパなどで掘りまくるハードディガー、数多くのジャパニーズヒップホップ作品のプロデュースワークでも知られる。

99年から始めたトラックメイキングでNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDを始め、メンバーのソロでDABO、SUIKEN、XBS、BIGZAMなどらをプロデュースし、その後、自身名義のアルバムMr.Itagaki a.k.a, Ita-cho『THE BIG BAMBU presents IT'S MY THING』をビクターエンターテインメントより06年にリリース。

DJプレイでは各地にて黒いバイブスに裏付けされた幅広いジャンルの選曲で玄人筋から評価を得ている。

09年にビクターエンターテインメントよりリリースされたP&P Records音源を使ったオフィシャル・ミックスCDはUKチャートでNo.1を獲得した。

自身の作品のジャケットデザインのアートワークディレクションもこなす元調理師でK.O.D.Pのオリジナルメンバー。

参照元:Wax Poetics Japan

MACKA-CHIN:まあ、そのエドナ・ライトから始まって、ずっと音を繋げてきてですね。まあ、無事に50回まで来たっていうことは、もう本当に、この番組も、MUROさんがいての、ですけど。もちろん、裏方をサポートしてくれてる人たちがいっぱいいて。

ほんと、その人たちのおかげで、無事に50回を迎えることができて良かったなということで。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:今日も、たくさんゲストがいっぱい来ていただいているんですよね。本当に。

ラジオの収録なのか、本当にクラブの現場なのかっていうぐらい。

MURO:(笑)

MACKA-CHIN:毎回毎回、楽しい人たちが、今日も含めて来ていただいてるんですけどね。

MURO:ありがたいですね。

MACKA-CHIN:今日はもう、寺田(創一)さんもいらっしゃって。

寺田創一インタビュー!甘いハウスの季節

MURO:おお、寺田君、30年ぶりぐらいにお会いしました。

MACKA-CHIN:ねえ。ですよね。僕、MURO君の先輩の先輩みたいな感じなんで、あんまり関わることが、ちょっとなかったんですけど、こういう場でこういう出会いをすると、ビシッとしますね。

MURO:いやあ、本当ですね。

MACKA-CHIN:はい。MURO君、緊張してんだ(笑)

MURO:僕、芝浦のインクスティック(インクスティック芝浦ファクトリー Open -> 1986年12月5日 Close -> 1989年12月31日)で、まだDJもラップも何もやってない、おまえ、がたい良いから立ってろって言われて、レジで立ってる時に(笑)

MACKA-CHIN:ええ~!(笑)

MURO:寺田君、まだKRUSHとコンテスト、エントリーされてたりとかしてる時代もありましたし。

MACKA-CHIN:うわ、もうそれ、何年前?

MURO:30年・・・。

MACKA-CHIN:ぐらい経っちゃうんすね。

MURO:はい。そうですね。

MACKA-CHIN:うわうわうわ。まあ、来年ね、MURO君、たぶんDJ活動35年とか経っちゃうとかなんとかっていうのも、マネージャーが、キラ~ンってさっき言ってましたけどね(笑)

MURO:あっははは(笑)

MACKA-CHIN:さあ、そんな感じで仲良くやってるんですけど、このKING OF DIGGIN’ 今日が50回目ということで。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:いつも聴いてくださるリスナーさん含めて、今日初めての人もいると思うけど、一応、スペシャルなプレゼントを用意させていただきました。

MURO:ああ、良いですね。

MACKA-CHIN:はい。KOJO TECHNOLOGYさんっていう会社がありましてですね。

MURO:うんうん。

MACKA-CHIN:PAMPっていう、要はポータブル用のヘッドフォンアンプっていうものがあって今、音を良く聴くハイレゾなんてよく聞かれると思うんですけど。もちろん、アナログもっと良いんですけどね。

そういった世界で、とにかくいい音で楽しもうよっていうのも、ずっと同じベクトルがあって、進んでる中で、要は、みんながスマホを通してとか、ここに手元にあるんですけど、リップクリームみたいなサイズ。

MURO:うんうん。

MACKA-CHIN:で、USB充電して、これを通してヘッドフォンとかイヤホンを通すと、音が増幅して、より一層大きな音っていうか、音がいいものだったら、これを通すと、もっと音が良くなるみたいな。

そういう魔法の、21世紀の新しい機械というかね。小型のヘッドフォンアンプがあるんですけど、これをシャンパンゴールドのやつを3名様にプレゼントするんで。

ほしい方は、ツイッターから#kod_tfmをつけて呟いてください。当選された方には、番組からダイレクトメッセージをお送りしますので、番組ツイッター@K_O_D_TOKYO_FMのフォローもお忘れなく、みなさん、どしどし応募してください、ということです。

ということで、MUROさん。絶好調にこの番組は進んでいくわけですけど。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:記念すべき50回目。この節目。

MURO:節目。

MACKA-CHIN:テーマを伺っていいですか?

MURO:はい。僕が一番影響を受けたロイ・エアーズ(Roy Ayers)という。



自身のバンド「UBIQUITY」と共に、ジャズとファンクを融合させた音楽を生み、熱心なHIP HOPファンからも、今なお愛され続けている名ヴィブラフォン奏者「ROY AYERS」2枚組 !!

見事"JapanTour"を大成功させ、ツアーに同行し、ROY AYRESの楽曲を主としたMUROのDJ PLAYに本人も大興奮だったのは本作を聴けば分かるハズ。

そのパフォーマンスのヴァイブスを受けたMUROが、ROY AYRESの足跡をMIXした「ORIGINAL ROY SIDE」、さらに、「SKY HIGH ! MIZELL BROS WORKS」や「TRIBE VIBES」を彷彿とさせる、ROY AYRESの楽曲をサンプリングしてきた様々な名曲をスペシャルMIXした「UBIQUITY SIDE」で構成された、サンプリングしたネタを"KING OF DIGGIN'"スタイルでMIXした最高で最強なKING SIZEの豪華2枚組。

MURO史上に残る名作として語り継がれることは間違いなく(筆者保証済!!)、さらにROY AYERS本人からのお墨付きとの事。

家宝"ROY"一生ものとして、ドーゾ !!!!

参照元:diskunion

MACKA-CHIN:きた~。

MURO:ビブラフォン奏者。先週、来日果たしてくれて、ですね。

MACKA-CHIN:うんうん。はい。

MURO:もう、僕、2000年に出したアルバムでも一番初めにフューチャリングさせてもらって、自分のビートでビブラフォン叩いてもらって。っていうこともあったりして。

MACKA-CHIN:うん。たしか、「PAN RHYTHM」だよね。

MURO:そうです。

MACKA-CHIN:MUROさんの。

MURO:です。

MACKA-CHIN:うんうん。

MURO:アルバムの中で、「The Vibe Obsession(ROY AYERS)」という曲で一緒に共演させてもらったこともあったりとか。

MACKA-CHIN:すげえ~なあ~。すごいよね。ロイ・エアーズと曲作ってるって、本当にすごいなあと思う。

MURO:本当に、やれて良かったなというプロジェクトでした。

MACKA-CHIN:ねえ。まあ、実際この1週間ぐらい前かな。ちょうどブルックリンパーラーで、たぶんファンミーティングみたいなのでね。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:MUROさんも。

MURO:一緒にさせていただいて。

MACKA-CHIN:DJしていただきながら、久々の再会とか。

MURO:はい。そうですね。

MACKA-CHIN:実際は、ブルーノートか。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ブルーノートとかでもね、約3年ぶりに来日公演してて、みたいな。

MURO:うんうん。

MACKA-CHIN:まあでも、このリスナーさんが全員知ってるとは限らないんで。

MURO:そうだね。

MACKA-CHIN:ちょっと軽くロイ・エアーズの説明させていただくとですね。エリカ・バドゥ(Erykah Badu)とか、ロバート・グラスパー(Robert Glasper)、モス・デフ (Mos Def)など、もうとにかく、世界中のアーティストも大好きな、リビングレジェンドって言うんですかね。華麗なビブラフォンプレイと、ソウルフルなサウンド作りであらゆる世代の音楽ファンを虜にする、まさにKING OF VIBESことロイ・エアーズ。さっきMUROさん言ってたけど、要は、ジャズとファンクを融合したのは、もしかしたら。

MURO:ですねえ。ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)のような役割を果たしてくれてると思います。ヒップホップで言ったらジェームス・ブラウン(James Brown)みたいに父で。ほんと父だと思いますし。

MACKA-CHIN:しかも、一回、映画のサントラ特集みたいなのもやったけど。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:そこにもね、たぶんかけてたと思うけど、ちょっと映画絡みも。

MURO:「コフィー」ね。パム・グリアも「コフィー」。

MACKA-CHIN:そうだよね。僕、なんかの時にも言ったんだけど、MURO君ちに遊びに行った時に、もう初めてロイ・エアーズ聴かされたのよ。MURO君ちで、俺ロイ・エアーズ知ったの。

で、このレコード貸してくださいって言ったの。そしたら、駄目って言われたの(笑)

MURO:あっはは(笑)

MACKA-CHIN:いやいやいや。高いからね。

MURO:そうね。「コフィー」はね。

MACKA-CHIN:いやあ、もうそのぐらいすごい食らって。まあ、とにかくBボーイはヒップホップのネタにも使われてるし、とか。もうとにかく、話し始めると止まらないぐらい。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:ロイ・エアーズ大好きっすよね。歳を調べたら、79歳っていうことで。

MURO:ワーォワーォワーォ!まだまだ!

MACKA-CHIN:まだまだっすね。僕らも後に続いていきたいと思いますが。じゃあ、さっそく皆さんにこのロイ・エアーズの素晴らしい世界を、MURO君を通して知っていただきたいと思います。MUROさん、準備はよろしいでしょうか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:はい。では、そろそろ行ってみたいと思います。2019年3月13日、今日が50回目です。

MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマは「DIGGIN' ROY AYERS(ロイ・エアーズ)」です。お願いします。

ソングリスト

1. Searchin’(live at Ronnie Scott’s Club)
2. Searchin’
3. Step In To Our Life
4. Everytime I See You
5. Everybody Loves Sunshine
6. Gotta Find A Lover
7. Vibrations
8. The Boogie Back

Searchin’(live at Ronnie Scott’s Club) / Roy Ayers

Title:Searchin’(live at Ronnie Scott’s Club)
Album Title:Searchin'
Artist:Roy Ayers
Label:Ronnie Scott's Jazz House
Release:1991

Searchin’ / Roy Ayers Ubiquity

Title:Searchin’
Album Title:Vibrations
Artist:Roy Ayers Ubiquity
Label:Polydor
Release:1976

Step In To Our Life / Roy Ayers & Wayne Henderson

Title:Step In To Our Life
Album Title:Step In To Our Life
Artist:Roy Ayers & Wayne Henderson
Label:Polydor
Release:1978

Everytime I See You / Roy Ayers

Title:Everytime I See You
Album Title:You Send Me
Label:Polydor
Producer:Carla Vaughn, Roy Ayers
Release:1978

Gotta Find A Lover / Roy Ayers

Title:Gotta Find A Lover
Album Title:Lifeline
Artist:Roy Ayers Ubiquity
Producer:Polydor
Release:1977

Vibrations / Roy Ayers Ubiquity

Title:Vibrations
Album Title:Vibrations
Artist:Roy Ayers Ubiquity
Label:Polydor
Release:1976

The Boogie Back / Roy Ayers Ubiquity



Title:The Boogie Back
Album Title:Change Up The Groove
Artist:Roy Ayers Ubiquity
Label:Polydor
Producer:Jerry Schoenbaum
Release:1974


エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまでは50回を記念して、さらに来日スペシャルということで。

DIGGIN' ROY AYERS(ロイ・エアーズ)」という感じで選曲していただいておりますが。まあ、とにかくずっと聴いてたいですね。

MURO:メローネスですねえ。

MACKA-CHIN:メローネスで、もうすごいわ。やっぱり、僕ら的にはそういうB-Boyみたいなのもあるんで、教科書的なところもあるんですけど、これを初めて聴いた人でも、もういきなり心をつかまれるんじゃないかなっていう。

MURO:ねえ。特に、「Everybody Loves Sunshine(エヴリバディ・ラヴズ・サンシャイン)」とか。

MACKA-CHIN:最高!

MURO:ほんと名曲っすねえ。

MACKA-CHIN:そうですよね。

MURO:この時代も。

MACKA-CHIN:案の定、ディレクターのjunnyaはメシ3杯という、いただきましたけど。

MURO:あ、ありがとうございます。3杯食べれましたと。

MACKA-CHIN:はい。まさに、MURO君も言ってたけど、大野 雄二感あったりとか、なんだろうな。とにかくその情景が思い浮かぶ。これ、本当に音楽は皆さんが持つ想像力で楽しむっていうところを。

DIGGIN’ Yuji Ohno(大野 雄二) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2018.9.22

MURO:ですねえ。

MACKA-CHIN:本当に盛り上げてくれる。それで、さらにこのビブラフォンが。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:素敵じゃない?もういい音だよねえ。

MURO:ねえ。

MACKA-CHIN:もう「ねえ」がハモっちゃうぐらい(笑)

MURO:(笑)

MACKA-CHIN:もう本当に。MUROさんは、このロイ・エアーズを知ったのは、どういうところですか?

MURO:Urban(アーバン)というイギリスのコンピレーションがあって、それのVolume2に、たしか入っていて。当時、オリジナルも買えないんで、よくハウりながらかけてましたね。そのコンピで。はい。

MACKA-CHIN:そういうの、やっぱイギリス。それから、Urbanはイギリスなんですか?

MURO:うん。イギリスですね。

MACKA-CHIN:ああ、なるほど、なるほど。

MURO:レア・グルーヴ文化もイギリスから生まれたと思うんでね。

MACKA-CHIN:ああ、そうですよねえ。これとか「Everybody Loves Sunshine」とかも、76年とかなんですよ。

ほぼ40年...30年?40年?ちょっと計算できなくなっちゃったけど、そのぐらい経ってても、今聴いても、もうグッと心を掴まれるすごい名曲だと思いますね。あとね、ちょっとMURO君。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:全然音楽と関係ない話で、この「Everybody Loves Sunshine」裏面、レモン投げてます。

MURO:投げてるよねえ。

MACKA-CHIN:これ、絶対「ザ・テレビジョン」ここからでしょ。

MURO:ネタだねえ。違うか(笑)

MACKA-CHIN:あっははは(笑)まあ、それが言いたいだけなんですけど。さあ、まもなく、番組は着地しなきゃいけないんですけど、番組の冒頭に言いましたプレゼント。ヘッドフォンアンプですね。これ、3名様にプレゼントがあるんで、この50回記念ということで、皆さんね、どしどし応募していただければと思います。あと、本日ですね、かけていただいたMUROさんの選曲は、番組のインスタ、あるいはツイッターのほうから、がっちりチェックできるんで、ぜひそちらのほうもチェックしていただければと思いますね。

MURO:してください。

MACKA-CHIN:ということで、あっという間ですが。

MURO:あっという間でした。

MACKA-CHIN:まあ、ここまで50回来たんで、ここから100回、200回。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:5000回、50年後先まで、ずっと続けていければと思うんで、皆さんぜひ、これからも応援よろしくお願いいたしまーす。

MURO:よろしくお願いしまーす。

MACKA-CHIN:ということで、ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:ありがとうございまーす。

MURO:ありがとうございまーす。

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