DIGGIN' 99' 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2020.2.19
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。
MURO:よろしくお願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:2月19日ですが、さっそくMURO君、今日のテーマをお伺いしたいんですが。
MURO:はい。今日は99回目なんですねえ。
MACKA-CHIN:ついに、99回を迎えるという。
MURO:はい。ということでですね。1999年の楽曲でミックスしてみたいと思います。
MACKA-CHIN:まあ、もうバッチリですね。
MURO:あっははは(笑)
MACKA-CHIN:バッチリですね。先週の矢野顕子さんしかり、DIGGIN’ TelephoneとかBobby Brown(ボビー・ブラウン)とか。Twitterを、僕やプロデューサーチームとか、しっかり見てると、意外と反響が良くてですね。この曲くると思った~とか、この曲初めて知った~とか。
MURO:ああ、嬉しいっすねえ。
MACKA-CHIN:そうそうそう。Twitterのほうでよく書き込んでくれてるのを、こちらのほうでもチェックしてるんですけど、皆さんのおかげもあって、99回目を迎えるという。
MURO:はい。迎えられました~。ありがとうございます。
MACKA-CHIN:ありがとうございます。99回分もMURO君がミックスのテーマを考えてやられて。やっぱ、大変なこともあるんじゃないかなと思うけど。
MURO:いやあ、楽しいことしかないですね。
MACKA-CHIN:最高!最高!その言葉、いただいて、本当に嬉しいっす。ちなみにね、1999年ってどんな感じだったかなっていうのを、プロデューサーのjunyaが調べてくれたので、チャチャチャッと見ていくと。
99年のビルボード、要はアメリカのチャートですよね。そのところとかだと、だいたいTLCの「No Scrubs」とかも入ってたりとかもして、これ、でもTLCの後半期な感じが。
要は、もうチキチキって言われてた、要はティンバランド(Timbaland)が出てきて、打ち込みとかが、「チチチチ」っていう、こう。
MURO:そうですよね。出始めですよね。99年の。
MACKA-CHIN:出始めの頃ですよね。懐かしいなあ。その頃の日本はどうだったかというと、世界とはもう、すごくずれてて「だんご3兄弟」(笑)という。
MURO:「だんご3兄弟」の年だ~。
MACKA-CHIN:あとはね、日本の記録的売上、860万枚を売り上げたと言われている宇多田ヒカルさんの「 Automatic(オートマチック)」がやっぱこの年のチャートに入ってるという。
アルバムね。アルバムのチャートがこの年に入ってるっていうことで。とにかく、日本も世界も「音楽」はすごく元気だったのかなあと思うね。
iTunesが定着する前だったし、まだフィジカル(メディア)と言われてるCDだったりレコードだったり、特にCDかな。が、みんなの生活をにぎやかにしてたんじゃないかなって思うし。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:音楽しかり映画しかり、本当にエンターテイメントが面白い時代だったし。僕もMURO君と99年頃にはね、しょっちゅうつるましていただいて、全国しかり日本の都内のクラブしかり、MURO君ちだったりね、MURO君には本当に良い音楽を色々教わってきたわけですが。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:そのへんも踏まえて。今日は1999年しばり。
楽しみだな。99年だと、とにかくヒップホップが、R&Bが世界のチャートを総なめしてたんじゃないかなと思うぐらい、すごい元気でしたね。
日本にもね、宇多田ヒカルさんみたいなアメリカの音楽に影響されてとか、それに近いもの、diva(ディーヴァ)とか呼ばれるようなものが誕生してきたりとかね、より世界に近づいた感じもしますね。日本の音楽もね。
MURO:そうですよねえ。
MACKA-CHIN:OK。じゃあ、MURO君行けますか?
MURO:行けまーす。
MACKA-CHIN:OK?じゃあ、そろそろ行ってみたいと思います。
2020年2月19日、今日は記念すべき99回目の放送ということで、本日のテーマ『DIGGIN’ 99’』です。MURO君、お願いしまーす。
ソングリスト
1. Soopaman Lover feat. Erick Sermon & Redman / Chico DeBarge
2. Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine (Def Squad Remix) feat. Redman / D'Angelo
3. Tabou (Roots Remix) feat. Casey / Les Nubians
4. The Message feat. Mary J. Blige & Rell / Dr. Dre
5. Sincerity feat. DMX & Nas / Mary J. Blige
6. Life Will Pass You By feat. Puff Daddy / Faith Evans
7. When I Was Down / Donell Jones
8. Ghetto Children feat. Marc Dorsey & N.E.R.D. / Kelis
9. Carry On feat. Charmaine King / Shazz
エンディング
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ 本日は99回目の放送ということで、『DIGGIN’ 99’』としてMUROさんにレコードでミックスをしていただいているわけですが。
MURO:ありがとうございました。
MACKA-CHIN:いやあ、MURO君ね、最近、僕、言うんですけど、音楽は人生の目次だと。
MURO:目次~。
MACKA-CHIN:当時流行ってた音楽とか、あの時とか、あの感じとか、思い出すっていうか。
MURO:そうだよねえ。
MACKA-CHIN:だから、これが1999年の作品だということで、99年を思い出しますね。
MURO:ああ、嬉しいですね。
MACKA-CHIN:いやあ。で、やっぱりアメリカ、まあ洋楽ですから。特にアメリカものでお届けしてるんですが、Hip Hop(ヒップホップ)とR&Bが流行ってて、特に仲良くて。で、Hip HopネタでR&Bを歌うとか、あとはR&BにHip Hopの人がフューチャリングとして参加するみたいなのが、特にこの時代の流行りだったのかな、なんて。
MURO:うん、盛んでしたよねえ。
MACKA-CHIN:ねえ。なんかやっぱ、面白いな。Donell Jones(ドネル・ジョーンズ)の「SUPER FLY」ネタ。あのCurtis Mayfield(カーティス・メイフィールド)のネタとかね。
MURO:そう。ああいうのもアルバムの中に入ってたりとか。ねえ。
MACKA-CHIN:入ってたりとか。あと、Mary J. Blige(メアリー・ジェイ)のBob James(ボブ・ジェームス)ネタのやつとか、あれ確かプロモで終わってて、これみんなでキャッキャ、レコード屋で。
MURO:ああ、そうだったかもしれないね。
MACKA-CHIN:本物だ偽物だ、なんて。
MURO:あっはは(笑)
MACKA-CHIN:レア盤だなんだ、なんてよくやってた思い出が蘇りますけどね。
MURO:うん、蘇りますねえ。
MACKA-CHIN:ちょうどMURO君は99年といえば、ちょうどトイズ(TOY'S FACTORY)でね。
MURO:そうなんですよ。メジャーデビューを果たしました。
MACKA-CHIN:ですよねえ。その流れでRoy Ayers(ロイ・エアーズ)さんとか、ギターの人とか、もうとにかく音楽的に幅を広げていった年でもありましたよね。
MURO:そうですねえ。記念すべき年でしたね。
MACKA-CHIN:あとね、やっぱDr. Dre(ドクター・ドレ)のこの「2001」ってアルバムタイトルだけど、これ実はやっぱ99年だったんだね。
MURO:そうなんです。
MACKA-CHIN:これは、もう本当に。
MURO:よく聴いたよねえ。
MACKA-CHIN:よく聴いたし、MUROさんならではのミックスですけどね。インストから繋いでいくなんて、これはヒップホップならではのDJミックスの手法なんじゃないかなと思うし。
今チラッと見たら、ここにあるレコードが最近のリイシュー盤というか。
MURO:そうなんですよねえ。
MACKA-CHIN:チェコ盤で。うるさいんですけど(笑)
MURO:あっはは(笑)
MACKA-CHIN:180グラム盤なのね。
MURO:そうそう。
MACKA-CHIN:知らない人に言うと、レコードもやっぱ重けりゃ重いほど振動がしづらくなって、音が良いとされてて、ですね。ちょっと重いレコードなんだよね、これは。だから、最近、重いレコードが出たの、また買ったのかな?
MURO:そうなんです(笑)買いました(笑)
MACKA-CHIN:あっはは(笑)これ、みんな何枚持ってるんだって話ぐらいの名盤ですけどね。また、最近こういうのも出てるって。改めて評価されてるってことなのかなあ。うん、すごいなあ。
あとね、ちょっと話ずれるんだけど、今日はスペシャルウィークということで、プレゼントも用意してて。自分が所属してるNITRO MICROPHONE UNDERGROUND(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)っていうグループのレコードを、これもなんか都合で150枚ぐらいしか刷れなかったんですけど、会場限定で作ったものがありまして、それをぜひ東京FMのリスナーさんに。
特にこの番組のリスナーさんにプレゼントできればなあと思って。枚数が少なくて、1枚しか用意できないんですけど、皆さんにプレゼントできればと思ってるんで、NITROのレコードがほしいという方は、ツイッターに#kod_tfmを付けてつぶやいていただければ、番組のプロデューサーしかりスタッフからダイレクトメッセージをお送りして、プレゼントできればと思うんで。ちょっとそちらのほうもね。
MURO:ぜひ!150枚?!
MACKA-CHIN:そう。150枚なの。だから、今はレコード作るのも難しい時代になってきてるしね。枚数もあんまり作れなかったんですけどね。
MURO:一緒に付いてたスリップマットかっこいいねえ。
MACKA-CHIN:あ、ありがとうございます。
MURO:Dr.SUZUKIさん。
MACKA-CHIN:そう。Dr.SUZUKIのスリップマット作らせていただいたりとかして。まあ、本当にね、皆様のおかげで、無事99回目も。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:放送がまもなく終わるということで。
いよいよ、来週が。
MURO:100回目。
MACKA-CHIN:100回目ということで。MURO君、この番組終わった後、100回目、何するかキャッキャしましょう。
MURO:しましょう。
MACKA-CHIN:ということで、ここまではMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:また来週~。
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