DIGGIN' Nile Rodgers(ナイル・ロジャース ) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.9.18
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。
MURO:よろしくお願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、もう秋風も気持ちよくて。芸術の秋。音楽の秋。食欲の秋、みたいな。もう秋を堪能してるわけですが。
今日はスタジオが、もうほんと(笑)
久々に、きれいなお姉さんが3人もいらっしゃって。
MURO:あらららら(笑)
MACKA-CHIN:テンション上がってるわけでおりますが。
今夜のテーマは、MUROさん。
MURO:はい。今夜は、日が明けて9月の19日、木曜日。Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)の誕生日、67歳。
MACKA-CHIN:来ました~!67歳で、現役ナイル・ロジャースという。
MURO:ギンギンですからね。
MACKA-CHIN:ギンギンですよね。
MURO:はい。ギラギラですからね。
MACKA-CHIN:はい。この番組聴いてる人でナイル・ロジャース、なんだっぺ?っていう人に分かりやすく説明をしていこうと思うんですが。
67歳、1952年9月19日生まれ。アメリカの音楽プロデューサーでギターリスト。幼少の頃よりジャズに親しみ、15歳の時にグリニッジ・ビレッジを拠点に音楽活動を開始。1977年に音楽仲間であったベーシスト、Bernard Edwards(バーナード・エドワーズ)と共にChic(シック)を結成。ここがまずでかいですね。シックですね、まずは。シック。
1980年代からバーナードとコンビを組み、デボラ・ハリーをはじめとしてプロデューサーとしての活動を開始。ここもでかいですね。プロデューサーとしての活動がまた、このまま世界を動かすことになるという。
メインプロデューサーを務めたMadonna(マドンナ)のアルバム「ライク・ア・ヴァージン」David Bowie(デビッド・ボウイ)の「レッツ・ダンス」がそれぞれ世界中で大ヒットを記録し、以降、ダイアナ・ロス(Diana Ross)、デュラン・デュラン(Duran Duran)、ミック・ジャガー(Mick Jagger)など、数々の大物アーティストをてがけ、1980年代の音楽シーンを席巻する名プロデューサーに。映画、ゲームのサウンドトラックや自社レーベルの立ち上げなど、裏方を中心に活動を続けるという。
2000年代にはグラミー賞の音楽監督を務め、2013年にリリース、Daft Punk(ダフト・パンク)の「ランダム・アクセス・メモリーズ」内の3曲に参加し、「ゲット・ラッキー」や「ルーズ・ユアセルフ・トゥ・ダンス」のミュージックビデオにも出演。近年では、旧友のオマー・ハキムを従えシックを再結成し、昨年26年ぶりにシック名義でのアルバム「イッツアバウト・タイム」をリリース。ということで。
MURO:すごい。止まらないですね。
MACKA-CHIN:止まらないですね。67歳、現役でガンガンやられてるというところで。
MURO:うわあ、すごい。
MACKA-CHIN:もう、僕らは本当にお世話になっているというか。
MUROさんにとってナイル・ロジャースみたいな、何かイメージありますか?
MURO:僕もやっぱり中学生の頃とかは、ビルボードのチャートとか追ってる頃はやっぱりナイル・ロジャースは聴きましたねえ。それこそ、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」なんてけっこうリアルタイムですし。
MACKA-CHIN:ですよねえ。とにかく、クラブ、ディスコなんか行ってれば、絶対一回は耳にした曲があるんじゃないかと思うぐらい。
とにかく、本当に大物。
MURO:大物。どの時代を切り取っても出てくる名前ですもんね。
MACKA-CHIN:ですよね。ディスコからクラブまで。とにかくすごい大物が、いよいよ明日誕生日ということで。じゃあ今日はそこを掘り下げていこうということで。
じゃあMUROさん、さっそく準備、よろしくお願いいたします。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:なんとなくシックっていうのを、僕の中ではナイル・ロジャースの中でもすごいでかいんですけど、でもあらためて見ると、やっぱそういう、デビッド・ボウイとかマドンナとかもやってるっていうね。
プロデューサー買いするDJなんてよくいますけどね。
やっぱ、本当にこのDJが、「あ、この人がやってるから買う」なんていううちの1人ではあるのかね。
MURO:ですね。
MACKA-CHIN:うんうん。じゃあ、そのDJ泣かせというかね。DJも大好きなナイル・ロジャースを今日は掘り下げていければと思います。
はい、それではそろそろ行ってみたいと思います。MURO Presents KING OF DIGGIN’9月18日、今日は『DIGGIN’ Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)』です。
MUROさん、お願いします。
ソングリスト
1. Thinking of You (Dimitri From Paris Remix) / Sister Sledge
2. I'm Coming Out / Diana Ross
3. Chic Cheer / Chic
4. Get Lucky feat. Pharrell Williams, Nile Rodgers / Daft Punk
5. My Forbidden Lover (Dimitri From Paris 12' Version) / Chic
6. He's The Greatest Dancer (Dimitri From Paris 12' Version) / Sister Sledge
7. Good Times / Chic
エンディング
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマはナイル・ロジャースの67歳の誕生日ということで、『DIGGIN’ Nile Rodgers』をMURO君がお届けしてるわけですが。
MURO:はい。ありがとうございました。
MACKA-CHIN:今日かけた楽曲を色々掘り下げて調べていたところ、古くて1978年の楽曲から、2018年ぐらいまでの。ん?2013年か。でも、だいたい40年ぐらい。ざっくりだけどね。40年間ぐらいの振り幅なんだけど。
MURO:すごいよねえ(笑)
MACKA-CHIN:一切古さを感じないし。で、やっぱナイル・ロジャース独特のギターのカッティング。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:「Thinking of You」とか、やっぱもう本当に特徴的だけど。
MURO:そうですね。爽快ですよね、あのギター。
MACKA-CHIN:うん。で、やっぱこの古さを感じさせないバージョンは、やっぱMUROさんの選曲のグルーブの作り方だったり、あるいはこういったリエディット物っていうものがすごく大きいのかなと思うんだけど。
MURO:そうですね。今日は7曲中3曲がディミトリのリミックスになりますかね。Dimitri From Paris(ディミトリ・フロム・パリス)。スーパーディスコフレンドです、僕の。
MACKA-CHIN:間違いない、間違いない(笑)
MURO:昔、BBE(Barely Breaking Even)でコンピレーションを一緒に出させてもらったりとか。彼は、ラップから入ってディスコになって。僕、ディスコから入ってラップになってって、逆のパターンなんですけど。彼はそういうB-Boyもくすぐるエディットをしてくれるんですよね。
MACKA-CHIN:そうですよね。ヒップホップの人たちも、「ああ、これがあの曲のネタだ」「パフ・ダディが使ってる」とかね。そういうものがあると思うんですけどね。
今回、じゃあこれをかけてたのも、やっぱディミトリのBOXセットみたいなのがあるんだっけ?
MURO:そうです。ちょっと前に出た(2018年に1000枚限定プレスされた)BOXセットから3曲かけましたね。「Thinking of You」と。
MACKA-CHIN:うんうんうん。最近のってやっぱナイル・ロジャースっていうと、どうしてもダフト・パンクとかで知った人も多いんじゃないかななんて思うけど、やっぱりダイアナ・ロスだったり、1曲目のSister Sledge(シスター・スレッジ)なんていうものは、やっぱりね。
MURO:そうですねえ。シスター・スレッジはもう、そうですね。教科書でしたね。
MACKA-CHIN:教科書ですよねえ。で、女の子も手をあげて踊るみたいなイメージがあるし。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:ただ、MUROさんも言われてたけど、こういったアップテンポのものじゃなくても、なんか。
MURO:そうです、そうです。ミッドテンポで、例えばシスター・スレッジの「Thinking of You」のアルバムに入ってる「Easier To Love」とか、これDIGGIN' ICE '96に入れたりしてる楽曲だし。
Carly Simon(カーリー・サイモン)の「Why」とかも今でもかけますし。
シスター・スレッジ「Reach Your Peak」とかも歌入れるし。
MACKA-CHIN:へえ、聴いてみたい、聴いてみたい。
MURO:CAPTAIN VINYLになると、今度シスター・スレッジの「lost Un Music」とか。
あと何があるかな。けっこう毎回かけますね。シックのも。「I Want Your Love」とかもかけるし。毎回お世話になってます。
MACKA-CHIN:なるほどねえ。ちょっとやっぱ、ナイル・ロジャース40年経ってもまだまだいけるっていうのは。
MURO:いつの時代もお世話になってます。
MACKA-CHIN:はい。いやあ、もう本当に尊敬でしかないです。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:ということで、Happy Birthday Nile Rodgers!ということで、ここまではMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:皆さん、また来週~!
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