DIGGIN' 平成 90's R&B 編(7inch Only) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.4.17
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINでーす。
MURO:MUROでーす。
MACKA-CHIN:MUROさん、今日もよろしくお願いしたしまーす。
MURO:よろしくお願いしまーす。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、4月いよいよ17日ということで、あと1週間2週間ぐらいで。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:もういよいよ5月を迎えるわけですけど。
MURO:ですねえ、ですねえ。
MACKA-CHIN:だいぶ、この北半球、日本もあったかくなってきて。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:いよいよフェスとか、そういうのがどんどん増えてくるんじゃないかな~。
MURO:大連休(10連休)も待ち構えてますからね。
MACKA-CHIN:いやあ、今年はね、ついに十何連チャンみたいな話で。
MURO:すごいねえ。
MACKA-CHIN:生きてる中でも一番長い感じがしますけどね(笑)
MURO:長いよね(笑)
MACKA-CHIN:ここ最近、本当に、なんだろ。休日がね、日曜日で振替休日みたいな。
日本人も仕事じゃなくて、もっと遊んでいこうよみたいな、勝手に良い意味に捉えてるんですけど。
ゴールデンウィークとかが始まると、僕らはどうしてもね、クラブだなんだっていうところで、移動もあったりとかして。MUROさんも全国いろいろ行かれる中で、ターミナルとか、ステーションのあの混み具合が、レコード持って移動となるとねえ。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:けっこう大変ですけど。でも、あったかくなってきて、MURO君、フェスが4月の28日?
MURO:『RAINBOW DISCO CLUB』って言ってですね。去年は、Peanut Butter Wolf(ピーナッツ・バター・ウルフ)さんと“バック・トゥ・バック”セットでやらせてもらったんですけど。
MACKA-CHIN:うん、それ、もうMURO君からも俺聞いたけど。
MURO:そう。楽しかったんですよ。
MACKA-CHIN:楽しかったらしいね。
MURO:うん。今年は、DJ Noriさんと今年は出ることになって、ですね。
MACKA-CHIN:CAPTAIN VINYL(キャプテンヴァイナル)で。
MURO:はい、CAPTAIN VINYLで。
MACKA-CHIN:神奈川県は伊豆でやられるわけっすね。
MURO:ですね。
MACKA-CHIN:伊豆は、冬でもあったかいっすかね。あったかいって、冬は冬なんだけど。太陽の光があったかくて、みたいな。
MURO:良いっすよね。
MACKA-CHIN:良い場所だし。去年、Peanut Butter Wolfとやった時とかも、事前にレコードを見せ合ったりとかしたっていう。
MURO:そうなんです、そうなんです。4箱ぐらい、7inchの箱を持っていって、そこから彼に見てもらって、2箱ぐらいに絞って、そこから始めましたね。
MACKA-CHIN:へえ~。俺もPeanut Butter Wolfとしゃべりたい。(笑)っていうか、何それ?って感じなんだろうけど。
MURO:僕はけっこう歳が近いから楽しいですね。レコードの話してても。
MACKA-CHIN:そうだよね。
MURO:入ってるところとかも、やっぱり似てるので。
MACKA-CHIN:うんうん。音楽に国境はないっていうか、そういうところで、「うわあ、おまえ。このレコード、持ってきてるのか!ワオ!」みたいな感じがあるわけですよね。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:いやあ、参加したい。参加したい。
MURO:ぜひ~。
MACKA-CHIN:はい~。ということで、今晩のテーマを。
MURO:はい。『DIGGIN'平成』、先週に引き続いて。
MACKA-CHIN:うん、先週に続いて。
MURO:今週は、R&B編で行ってみたいなと思います。
MACKA-CHIN:キター!いやあ、本当、あの先週のRap編は、もう本当に身内しかりリスナーの人しかり、評判が良くてですね。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:やっぱ、誰もがMURO君のRapセット聴きたいと。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:で、特にね、現場じゃなくて、ラジオだと、本当に親近感があるじゃないですか。
その現場で聴いてるじゃなくて、ラジオでMURO君をちょっと知った気になるっていうか、その中で、このRapセットやっていただいて、本当に盛り上がりを見してましたけど。
MURO:いやあ、嬉しい。
MACKA-CHIN:ついに、R&Bも来ましたね。
MURO:(笑)今週はR&Bにトライしてみようと思うんですよ。
MACKA-CHIN:うん。先週もお伝えしたんですけど、平成は1989年から始まってて、今月でいよいよ平成が終わるということで、先週はRap編、今週はR&Bと。要はRhythm&Blues(リズム・アンド・ブルース)で合ってるのかな。
歌モノと言われるものですけど。やっぱりこの90年代ですよね。ニューヨーク、アメリカを中心にR&Bもすごくトップチャートを賑わしてきたジャンルだし。
すごく体に入ってきてるジャンルですよね。
MURO:ですね。HipHopと隣り合ってたというか、HipHop-R&Bなんてジャンルもね、生まれたぐらい。
MACKA-CHIN:そう!間違いない。
MURO:確立されてましたからね。
MACKA-CHIN:そうね。
MURO:90年代は。
MACKA-CHIN:うん、そうだよね。
MURO:ですよね。
MACKA-CHIN:たしかに、たしかに。そのぐらい賑わいを見せていたジャンル、R&Bということで。今日はじゃあ、R&Bのセットですけど、また今日も、見えてる限りは7inchしかないんですけど。
MURO:うん、そうですね。
MACKA-CHIN:間違いないですか。
MURO:はい。今日も7inchでトライしてみたいと思いまーす。
MACKA-CHIN:OKです。じゃあ、さっそくあったかい季節にバッチリなR&Bセットをやってみていただきたいと思います。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:では、そろそろ行ってみましょう。2019年4月17日、MURO Presents KING OF DIGGIN’ 本日のテーマは『DIGGIN'平成 R&B 7inch編』です。お願いしまーす。
ソングリスト
1. Back To Life / Soul Ⅱ Soul
2. Never Stop / The Brand New Heavies ft. N’Dea Davenport
3. Optimistic / Sounds Of Blackness
4. I Believe In Love(Phat Phili Mix) / Teddy Pendergrass
5. Hay Mr. D.J. / Zhane
6. Tell Me Mama / Tony! Toni! Tone!
7. I Like The Way(The Kissing Game) / Hi Five
8. Is It Good To You / Teddy Riley ft. Tammy Lucas
9. I Wanna Sex You Up / Color Me Badd
10. I Wanna Love You / Jade
※ 動画は7inch Verではない事を先にお詫びいたします。
Back To Life / Soul Ⅱ Soul(ソウル・II・ソウル)
Title:Back To Life
Artist:Soul Ⅱ Soul
Label:10 Records
Producer:Jazzie B, Nellee Hooper
Release:1989
Never Stop / The Brand New Heavies ft. N’Dea Davenport(ブラン・ニュー・ヘヴィーズ ft. エンディア・ダヴェンポート)
Title:Never Stop
Album Title:Live in London
Artist:The Brand New Heavies ft. N’ Dea Davenport
Label:
Producer:The Brand New Heavies
Release:1991
Optimistic / Sounds Of Blackness(サウンズ・オブ・ブラックネス)
Title:Optimistic
Artist:Sounds Of Blackness
Label:Perspective Records
Producer:Jam & Lewis(Jimmy Jam & Terry Lewis)
Release:1992
I Believe In Love(Phat Phili Mix) / Teddy Pendergrass(テディ・ペンダーグラス)
Title:I Believe In Love(Phat Phili Mix)
Artist:Teddy Pendergrass
Label:Athens Of The North
Release:2018
Hay Mr. D.J. / Zhane(ジャネイ)
Title:Hay Mr. D.J.
Album Title:
Artist:Zhane
Label:Motown
Producer:118th Street Productions(7inchのRemixはNaughty By Nature)
Release:1994
※インスタのジャケを見るとMotownから出ているHey Mr. D.J. (Remix)っぽい。
Tell Me Mama / Tony! Toni! Tone!(トニー・トニー・ トニー)
Title:Tell Me Mama
Album Title:Sons Of Soul
Artist:Tony! Toni! Tone!
Label:Polydor
Producer:Tony! Toni! Tone!
Release:1993
※2018年のレコードの日にUNIVERSAL MUSICから国内盤7inchがリリースされている。おそらくこれだと思います。
I Like The Way(The Kissing Game) / Hi Five(ハイ・ファイブ)
Title:I Like The Way(The Kissing Game)
Album Title:Hi-Five
Artist:Hi Five
Label:Jive
Producer:Bernard Bell
Release:1991
Is It Good To You / Teddy Riley ft. Tammy Lucas(テディー・ライリー ft. タミー・ルーカス)
Title:Is It Good To You
Album Title:Juice
Artist:Teddy Riley ft. Tammy Lucas
Label:MCA
Producer:Teddy Riley
Release:1992
I Wanna Sex You Up / Color Me Badd(カラー・ミー・バッド)
Title:I Wanna Sex You Up
Album Title:
Artist:Color Me Badd
Label:Giant Records
Producer:Spyderman
Release:1991
I Wanna Love You / Jade(ジェイド)
Title:I Wanna Love You
Album Title:Jade to the Max
Artist:Jade
Label:Giant Records
Producer:Vassal Benford
Release:1992
エンディング
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまでは、本日のテーマ、『DIGGIN'平成 R&B編』ということで、MURO君が7inchでお送りしているわけですけど。
MURO:ありがとうございます。はい。
MACKA-CHIN:先週に引き続き、トークに入ってしまって、申し訳ないというぐらい気持ちいい旅でして。
MURO:いえいえ、とんでもございません。
MACKA-CHIN:いつもディレクターがね、これでメシ何杯行けるっていうのは、この放送でもたまにぶっ込んでるんですけど、本日は素晴らしいパンチライン。
「アーバンのわんこそば」という言葉を頂いたんですけど(笑)
MURO:わんこそばですか(笑)
MACKA-CHIN:確かに本当にアーバンな感じだったし。
MURO:うんうん。
MACKA-CHIN:僕的にはもう世代がドンピシャでして。
MURO:ですね。
MACKA-CHIN:はい。やっぱR&Bの黄金期っていう、黄金期って言い方が、本当に嫌だけど、今のそのアブストラクトのちょっとさみしい透き通った感と違って、本当にソウルフルというか、心に訴えかけてくるというか。
MURO:ねえ。ソウルフルですねえ。
MACKA-CHIN:はい。一緒に歌いたくなるような楽曲がすごく多かった時代だなあと思って。
MURO:ねえ。
MACKA-CHIN:改めて、平成、今月で終わってしまうっすけど、それは日本だけの話かもしれないけどね。でも、本当に良い時代だったな、なんて思っておりますね。
MURO:思いますね。
MACKA-CHIN:それで、色々本日かけていただいた楽曲を掘り下げていければと思うんですけど。やっぱり、サントラの楽曲が。
MURO:ねえ。目立って多いですよねえ。
MACKA-CHIN:目立って多いですね。
MURO:たぶん、先にも後にもないんでしょうね。90年代ほど、HipHop・R&Bの楽曲があんだけサントラで。もちろん今ももちろんすごいありますけど。選盤してて、こんなに2000年と差があるのかというぐらい。僕の使ってる頻度もありますけど。
MACKA-CHIN:はいはい、はいはい。やっぱり、1つのHipHopとかが誕生してきたカルチャーとして、カルチャーカウンターというか、その時代なものだったし、それを踏まえて、ブラックミュージック、じゃないや。そういうブラックムービーみたいなので、サントラでこういう楽曲がよく使われるっていうのが多かったのかなあ、なんて思うっすね。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:あと、やっぱりプロデューサー甲斐というか。
MURO:ですねえ。90年代は目立って、それがありましたね。
MACKA-CHIN:そうですよね。それこそ、さっきHi-Five(ハイ・ファイブ)の。
MURO:「I Like The Way」
MACKA-CHIN:「I Like The Way」からの「Juice(映画)」のサントラにもあった「Is It Good To You」Tammy Lucas(タミー・ルーカス)とかって。
2Pac、Omar Eppsが主演した伝説的ブラックムービーのサウンドトラックであると同時に、ブラックムービーの伝説的サウンドトラックでもある作品。91年リリース。 Naughty by Nature、Eric B. & Rakim、Teddy Riley、Big Daddy Kane、EPMDらトップアーティストが新曲を提供し、長らくSpike Leeの撮影監督を務めたErnest Dickerson監督が作り出す映像と見事にシンクロしました。
参照元:diskunion
本作は人種差別に対する怒り、社会に対するやり場のない憤り、嫌悪、苛立ちなどの黒人問題を描いており、それは作中流れるラップ・ミュージックに歌われている歌詞の中にも表れている。
MURO:そうですねえ。
MACKA-CHIN:これもTeddy Riley(テディ・ライリー)繋がりで。
こっそりマニアックな人にも、そういう裏テーマ的な感じで。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:MUROさんにやっていただいてるんですけど、1曲目のSoul II Soul(ソウル・II・ソウル)とかもfeaturing Caron Wheeler(キャロン・ウェラー)。
で、2曲目、The Brand New Heavies(ブラン・ニュー・ヘヴィーズ)とかはfeaturing N'Dea Davenport(エヌディア・ダヴェンポート)と。
そのプロデューサーに、歌のうまい女の子を招待して、1つの楽曲を創り上げるっていうのも、この時代感だったりもするのかな、なんて思うんすね。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:でもねえ、やっぱりこの時代の、音楽、それぞれの年齢っていうかね、年代の、それぞれの学年というか、その人たちによって、思い出の楽曲というのがあると思うんですけど。脳みそに残ってるものって。
すごく、なんだろうね。感極まるっていうか。あの時代のことを思い出したりとかするなあっていう。
そういう意味じゃ、今回のこのR&B編とかっていうのも、僕の世代含めて、やっぱグッときましたね。平成を振り返るには最高の企画だったと思います。
MURO:ですねえ。
MACKA-CHIN:ということで、MURO君。しゃべりすぎて、あと7秒。ということで。
MURO:7秒?
MACKA-CHIN:(笑)はい。また来週もね、平成特集やれればと思ってるんで。
MURO:うん。ですねー。
MACKA-CHIN:はい。ここまではMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:皆さん、また来週~。
MURO:来週~。
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