DIGGIN’ MAW(マスターズ・アット・ワーク)『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2018.11.14
MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)TOKYO FM『 Muro Presents KING OF DIGGIN’』パーソナリティのマッカチンです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。
MURO:よろしくお願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、MURO君。あっという間に年末感が出てきてる感じですね。
MURO:出てきてますね。
MACKA-CHIN:11月中旬ですけど。
MURO:ええ。
MACKA-CHIN:ちょうどタイから帰られてるというところで。
MURO:はい。
SETSUZOKUとMUROのタイトリップ。穏やかな時間と刺激が詰まったスペシャルイベント
MACKA-CHIN:もう、南国からの、この寒い日本っていう感じですけど。どんどん、現場仕事がある、要はDJ活動をなさってるMUROさんにとっては、もうどんどんイベントがいっぱい目白押しになってくる季節ですよね。
MURO:年末に向けて。
MACKA-CHIN:ですよね。ちょうど、今週末の土曜日はMURO君と僕、ご一緒させていただいた銀座の。
MURO:はい。GL。
MACKA-CHIN:GLっていう、7ヵ所、8ヵ所ぐらいでクラブサーキット。銀座の街でクラブサーキットするっていうイベントをご一緒させていただいて。まあ、場所は違うんですけどね。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:あ、いや一緒だ。
MURO:一緒か。
MACKA-CHIN:そう。MURO君、2ヵ所やるだもんね。
MURO:あ、そう。お願いします。
MACKA-CHIN:そのうちの1ヵ所、銀座のブギウギはご一緒させていただくんですけど。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:まあ、とにかくイベント、イベント盛りだくさんで、ほんと体力作りしていかなきゃいけないんですけど。
MURO:サーキットできるの、貴重ですよね。
MACKA-CHIN:そうなんですよ。そうそう。色んなおしゃれなバーから、そういう結婚式の二次会とかやるプールバーみたいなとことか、色々あるんですけど。
さらに翌日、すごいでっかいイベントあるでしょ?MURO君。
MURO:はい。ageHaでMAWが来日です。
MACKA-CHIN:MAW。
MURO:そう、MASTERS AT WORK(マスターズ・アット・ワーク)。
MACKA-CHIN:そう。とりあえずね、最近、この番組の番頭の森Gも気に入ってくれてるワードを使わせていただきますと、「MAW、なんだっぺ?」っていう(笑)、まず話になって。
MURO:あっはは。
MACKA-CHIN:MAWって、要はMASTERS AT WORKっていうニューヨークの2人組のグループ名なんですけども、とにかくこの収録前にもMURO君と話したけど、やっぱ僕はほんとMAW育ちで。
MURO:うん、僕もですね。
MACKA-CHIN:ですよね。特にMURO君は、やっぱMASTERS AT WORKの2人、Kenny Dope(ケニー・ドープ)とLouie Vega(リトル・ルイー・ベガ)、特にKenny Dopeは。
MURO:そうです。僕は、Kennyは来日するたんび、DJ誘ってくれて、ほんと来日のたんびにやらせてもらってますね、ありがたいことに。
MACKA-CHIN:めっちゃ仲良いっすよね。
MURO:うん、そうっすね。
MACKA-CHIN:すごい羨ましい。
MURO:いやあ、ご飯食べ行って、レコードのトレードしたりとか、新しい曲のテストプレスもらったりとか。テストプレスもらえるのが、一番楽しみ。
MACKA-CHIN:うわあ(笑)俺はMURO君からレコードもらえるのも楽しみっすけど(笑)
MURO:(笑)ありがとうございます。
MACKA-CHIN:でもほんと、Kenny DopeとMURO君、似てるよね。
MURO:あ、そうですか。
MACKA-CHIN:要は、DJで、やっぱ世界…。
MURO:いやいや、もう規模が違いますから。
MACKA-CHIN:だし、お互いレコードコレクターだし。
MURO:うん、そこは似てるね。
MACKA-CHIN:ねえ。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:で、7inchも自らKay-Dee Records(KENNY DOPEとKEB DARGEが主宰するレーベル)だっけ。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:Kenny Dopeがやってた。MURO君、TOKYO RECORDS(トーキョーレコード)ってやってるし。
MURO:そうそう。
MACKA-CHIN:まったく、真似とかじゃなくて、ほんと似てるなっていう、やっぱその音楽好きの。
MURO:そうっすね。
MACKA-CHIN:ねえ。
MURO:好きなところもちょっと似てるんだろうな。
MACKA-CHIN:似てるっす、似てるっす。っていうことは、完全に本日のテーマは(笑)あっははは(笑)
MURO:(笑)はい。MASTERS AT WORKのミックスでちょっとやってみようと思います。
MACKA-CHIN:掘り下げてみようということっすね。
MURO:と言ってもね、幅が広いですから。
MACKA-CHIN:幅広いよね。幅広い。
MURO:はい。今日はボーカル物のハウスを、ちょっと中心にいけたらなと思って。
MACKA-CHIN:なるほど、なるほど。じゃあ、さっそくMUROさん、準備していただいていいですか。まあ、MASTERS AT WORKはやっぱほんとにハウスの人たちにとっては当たり前の感じで皆さん、名前知ってると思うけど、ヒップホップのリミックスとか、そういうエディット物みたいなのも率先してやってて。
MURO:ねえ。ちょっと昔、「One Blood」Junior Reid (ジュニア・リード)の、あの声ネタね。
MACKA-CHIN:やばかった。
MURO:あのダブとか、僕ら世代だとやっぱ、もうすごかったっすよね。
MACKA-CHIN:いやあ、もう「ダンッダダンッ」とか、もうずっと言ってましたからね。
MURO:ねえ。はい(笑)
MACKA-CHIN:ああ、じゃあちょっと楽しみです。じゃあ、さっそく行ってみたいと思います。11月14日、MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマは「DIGGIN' MAW」です。
ソングリスト
1. CAN’T HIDE LOVE (MAW ALBUM MIX) / EARTH, WIND & FIRE
2. FLYING HIGH / BYRON STINGILY
3. CANNED HEAT (Master At Work Mixes)
4. SWEET TEARS / NUYORICAN SOUL ft. ROY AYERS
5. NIGHT OVER EGYPT ( MAW MIX) / INCOGNITO
6. ALL THAT JAZZ / RUFFNECK ft. YAVAHN
タイトル:CAN’T HIDE LOVE (MAW ALBUM MIX)
アーティスト:EARTH, WIND & FIRE(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)
レーベル:COLUMBIA
リリース:2002
タイトル:FLYING HIGH
アーティスト:BYRON STINGILY(バイロン・スティンギリー)
レーベル:Nervous Records
リリース:1997
タイトル:CANNED HEAT (Master At Work Mixes)
アーティスト:Jamiroquai(ジャミロクワイ)
レーベル:
リリース:1999
タイトル:SWEET TEARS
アーティスト:NUYORICAN SOUL ft. ROY AYERS
レーベル:Talkin' Loud
リリース:1997
タイトル:NIGHT OVER EGYPT (MAW MIX)
アーティスト:INCOGNITO(インコグニート)
レーベル:Talkin' Loud
リリース:1999
タイトル:ALL THAT JAZZ
アーティスト:RUFFNECK ft. YAVAHN
レーベル:MAW Records
リリース:1997
エンディング
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまでは「DIGGIN' MAW」ということで、MUROさんにMASTERS AT WORK(マスターズ・アット・ワーク)特集で、DJをやっていただきました。
MURO:ありがとうございました。何曲もかけれなかったです(笑)
MACKA-CHIN:もう、ほんとにね、楽曲、楽曲、特に4つ打ち。つまり、ハウスと言われてる物なんで、どうしても1曲1曲が長いですからね。やっぱ身体に入れてく感じで、ここまでわずか4曲、5曲。5曲。今ここで6曲目っていう感じなんですけど。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:いやあ、MASTERS AT WORK、ほんととにかく、この時間帯にはすごくアーバンでおしゃれで。
MURO:ジャジーで。
MACKA-CHIN:ジャジーで、本当にすごい沁みる。
MURO:ねえ。そうですね。
MACKA-CHIN:特に、やっぱ俺、MASTERS AT WORKはドラムがしっかりしてるっていうか。
MURO:ねえ、やっぱDRUM & BASSだと思います、僕も。
MACKA-CHIN:そうっすよね。だから、すごくドラム走ってるし、マラソンなんかにも絶対向いてるよね。
MURO:なるほどね。
MACKA-CHIN:なんかこう。
MURO:ドライブにも向いてるし。
MACKA-CHIN:そう。絶対向いてる。この移り変わる景色が、すごくこのジャンルと彼らのプロダクションがすごくしっくり来るなって改めて。
MURO:そうだね。
MACKA-CHIN:はい。改めて思うんですけど。ちょっとMUROさんにかけていただいた曲をちょっと掘り下げていこうかなと思うんだけど、基本的には、MASTERS AT WORK名義の曲っていうよりは、要は誰かの曲のリミックスとか。
MURO:うん。リミックスだったりとか、が多かったですね。
MACKA-CHIN:ねえ。そういうことが多かったかなとか思うんですけど。とりあえず、例えば1曲目のEARTH(WIND & FIRE)なんて、EARTH,WIND & FIREなんてね、もう本当に僕らよりも年上の人たちがみんな聴いてきたと思うんですけど。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:これを彼らが手を入れるとこういうふうになっていって。
MURO:そうですね。こう、スローの曲をアップテンポにしてダンサブルにするリミックスみたいなのが最高ですね。
MACKA-CHIN:最高ですね。しかもこのバージョンって、僕はほんと初めて聴いたんですけど、要は日本企画で始まって、逆輸入になって。
MURO:で、逆輸入で、たぶん半年ぐらい前に入ってきてましたね。
MACKA-CHIN:うわあ、すごいなあ。日本人の企画力、ここもすごいと思うんですね。
MURO:すごいね。見直されてますね。
MACKA-CHIN:ねえ。すごいすごい。で、2曲目のBYRON STINGILY(バイロン・スティンギリー)。
MURO:そう。この人はTen Cityのボーカルですね。このファルセットボイスにやられて、もうここからけっこうハウス好きになりましたね。この曲から。
MACKA-CHIN:分かる。俺、この頃、よくMURO君とつるんでたの。これ、97年とかで、さんピンCAMPの翌年とかで、もうほんと、歌ものハウスとラテンハウスが世界的に面白かったの。
MURO:そう。そうなんだよね。で、裏面にはちょっとブラジリアンっぽいミックスが入ってたりとか。
MACKA-CHIN:入ってたりとかね。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:だから、この頃の俺も、4つ打ちは、GORE-TEX もだけど、けっこう一緒にMURO君が買ったもの。
MURO:そうだよね。やってたよね。
MACKA-CHIN:はい。追いかけて買ってましたね。いやあ、めちゃんこ面白い。で、Jamiroquai(ジャミロクワイ)で、NUYORICAN SOUL(ニューヨリカン・ソウル)。
MURO:NUYORICAN SOUL。
MACKA-CHIN:ねえ。これ、フィーチャリング ROY AYERS(ロイ・エアーズ)。
MURO:ねえ、ROY AYERS。そうなんですよ。
MACKA-CHIN:まさに、僕さっき、みんなに木琴だっけ、鉄琴だっけって聞いたけど、これVibraphone(ヴィブラフォン)っていうやつですね。まさに巨匠ですけど、MUROさんもROY AYERSとは一緒にやられてるんですよね。
MURO:そうなんです。はい。僕もフューチャリングでゲスト参加してもらったことがあって。
MACKA-CHIN:ねえ。超羨ましい。
MURO:もう最高ですよ。
MACKA-CHIN:もう究極の天才ですよね。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:で、特にヒップホップの人たちは恩恵も受けてるし。
MURO:そうです、そうです。
MACKA-CHIN:ねえ。
MURO:何年か前にオーストラリアで、たまたま一緒になったりとかして、その時のライブも素晴らしかったです。Robert Glasper(ロバート・グラスパー)も出られてて。
MACKA-CHIN:おお~そうかそうか。
MURO:現役で活躍されてるのが素晴らしいっすね。
MACKA-CHIN:素晴らしいっすよね。こういうアーティストになりたいです。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:はい。ということで、今、Incognitoから、またさらに楽曲も変わってるんですけど。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:あっという間に終わりなんです。
MURO:あっという間で。ちょっと時間に急かされて雑になっちゃってすいませんです。
MACKA-CHIN:いや、全然、全然ですよ。全然。この続きは、新木場ageHaで今週の日曜日行われるということで、ぜひそちらにも足を運んでいただきたいと思います。
MURO:はい。遊びにきてください。
MACKA-CHIN:ということで、ここまでは「DIGGIN’ MAW」お相手は私MACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:ありがとうございました。
MURO:ありがとうございます。
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