堀内たかおの府議会ウォッチ 10「議会制民主主義のない議会」
野々上愛府会議員をお招きして②
2回目の野々上愛議員のお話しは、少数意見は存在しない府議会の実態をお聞きしました。
5人以上で初めて会派が組めて。本会議質問が可能になり代表質問ができる、それ以下の場合議会採決の際の討論の権利や機会すらない。
議会制民主主義とは名ばかりの実態に唖然。
2元代表制という首長と議会がお互いの主張を述べ、とりよい条例に作り上げるシステムが機能不全になっている。
つまり、反対の意見の記録も残らず、全てが賛成一色ですべてのことが決められていく、これが独裁政治と言わずして何というのか教えてほしい。
条例案などを事前に検討する場である、委員会は8つが7つに統合され、より遠い存在になり
条例提案権は7人以上で、自民党がギリギリの7名で、高校無償化も先に提案するも、討議すらせず否決し、吉村知事提案で可決という選挙対策パフォーマンスのための「無償化」だった。
討議もなく議決したため、後日問題点が山と出たのは記憶に新しい。
まともな討議は出来ようがない府議会を再認識した。
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