見出し画像

冬の「ちょっとそこまで」には気合いがいる。

12/30
朝からカルボナーラ雑炊
夕べの鍋の残りだがこれまたうまい!!!朝から相当こってりしている。
2024年最後の出勤日。
駅までの道を歩けば、いつも以上に人々が歩いていない。
暦の上では平日だが、冬休みやら仕事納めやらで朝から外に出る人がガクッと減ったのだろう。というか本当に、大晦日元旦問わず働いている人に敬意を表したい。どこかで休みを取って、どうかゆっくりして欲しいと勝手に願っている。駅のホームもいつもの活気はなく、各乗降口に数人ずつ並んでいるような状態で、ここにいる人はみんな仲間なんだと、心の中で勝手に握手をする。
昼食を食べようとちょっとそこまで外に出る。
会社ではスノーブーツからスニーカーに履き替えているのだけど、履き替えやコートを装着するのは意外と面倒くさい。
とはいえ外は真冬。当然寒いし、つるつるの歩道はスニーカーで歩くには摩擦があまりにもない。冬の「ちょっとそこまで」には気合いがいる。
こってり目のどんぶりを平らげて、午後の仕事も無事に乗り切る。
終業と同時に、人々は年末の挨拶回りをして帰っていく。
「良いお年をお迎えください」いい言葉だ。

12/31
年末年始は毎年恒例で旭川の妻実家にお世話になる。
車を買って初めての帰省。冬道というだけあって少々ビビりながら迎える大晦日。昼過ぎに家を出てナビ通りに進んでいると、乗る予定の高速道路が通行止めではないか。Googleマップ先輩もさすがに知らなかった様子で、別ルートに進もうとしてもしきりに高速に乗せようとしてくる。
それぞれの家に帰るだろう車の行列に仲間入りし、5時間ほどかけて到着。
途中、運転を変わってくれた妻の姿が妙にかっこいい。
次からはJRのが安心だねと夫婦二人で苦笑いした。

晩御飯はなんとすき焼きと寿司を用意していただいた。
大晦日という日は、すき焼きと寿司を一緒にいただいても良い日らしい。
いいのですか、こんな贅沢させてもらって。
各々思い思いで食べて飲む大晦日。今年を振り返る余裕もなく2024年最後の日が過ぎていく。紅白を見ていたら、静寂の中から現れた星野源に畏怖とかっこよさを感じた。

1/1
あけましておめでとう。2025年。
年越しは毎年NHK Eテレの2355を見させてもらっている。
派手派手な演出やカウントダウンがないので食べすぎ飲みすぎの体にちょうどいいし、なによりポップでかわいい。
年が明けたらいったん解散。散り散りになって初眠り。
今年は何もないといいなと願う元日。世界中でいろいろなことが起きているのは理解するが、まずは無事にまた新しい年を迎えられてよかった。

1/2
家の様子と猫たちの様子が心配なので私一人札幌へ帰る日。
一人の長距離運転はいささか初めてなので緊張する。
途中、吹雪で前が見えなくなった時には一人で叫んでしまった。
車で流していたおぎやはぎのメガネびいきがやたらと心強い。
無事に帰宅すると猫たちのお出迎え。かわいいやつめと思っていたが、ご飯をあげるとみなそそくさと散り散りになっていった。
ビールを開けて、吹雪のなかを一人で無事に帰ってきたぞと満足感とともに就寝。それにしても、連日食べ飲みしすぎた。

翌日、体重計はご丁寧に2キロ増えたことを教えてくれた。

いいなと思ったら応援しよう!

くぼうち
最後まで読んでいただきありがとうございました! 楽しんでいただけるよう頑張ります!