見出し画像

オープンマイク企画

山本恭子+馬野ミキ
最新Music Videoをミキさんが作ってくれました。
演奏は8月に阿佐ヶ谷mogumoguでライブしたときの音源です。
画像の主な場所は蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)。

2023年9月、岡さん誕生日会で再会した馬野ミキさんと今年始まったDuo。蟻鱒鳶ルで練習したり打合せしたりリハしたり宴の余興したり打ち上げしたりして、曲作りも。
2月mogumogu、5月無善寺、6月uptown records、8月mogumoguで2回、9月スナック美浜、蟻鱒鳶ル以外で6回のライブ開催。
こうして振り返るとスナック美浜さん以外、阿佐ヶ谷と高円寺で活動してきましたが、今月13日は千葉県(最寄り駅は本八幡)へ、kame books屋上ライブです。

kame books を運営する吉田さん夫妻とは不思議な縁で311をきっかけに知り合い、10年を超えるお付き合い。パンデミックのしばらく前から本の話題、一箱古本市の話題が増えたと思ったら、古い不思議な物件を見つけて本屋を始めたというので、行かなくちゃと思い、屋上古本市へ楽器を持って遊びに行きました。屋上がとても気持ちがよかったので、演奏と朗読を絡めた小さなイベントを企画したのがはじまりで、尾道で活動するクラリネット奏者の瀬戸さんを紹介したら瀬戸さんも気に入って、宮坂さんやるつこさんを誘って演奏会を開催してくれました。kamebooksと少し方向性の異なる甲羅文庫が始まり、今年の春で業態を変えるという話が出て屋上イベントはいったん終了と言う話もあり、3月31日に瀬戸さんと一緒に演奏会をしました。でも、その場で「まだ続きます」と発表があり、ミキちゃんが屋上ライブやってみたい、とのことでじゃあ企画お願いって、10月13日の計画が始まりました。

kamebooksさんは以前から「オープンマイク」なる催しに興味があったといい、ミキちゃんは詩人としてオープンマイクイベントの経験が豊富であるため、オープンマイク+LIVEという企画になりました。

オープンマイクというけれど、機材はなにもない、つまり道具としての「マイク」はありません。制限時間(おおよそ5分)内で、人や場所に危害を与える行為でない限り何をするも、しない、も自由。kamebooksさんは「オープンマイクの平等性が良い」とおっしゃっていました。

私は「オープンマイク」にあまり参加した経験がないため、最近まであまり考えたことがありませんでしたが、普段演奏させていただいている会場でも時折その文字を見ることがあり、定期開催しているライブハウスなどもあるようです。ライブを開催するには人の集まりにくい平日の夜などに、パフォーマンスに対して観客にお金を支払ってもらうというより、腕試しの場を設けて、パフォーマンスする側が参加費を支払うという形をとることが多い(純粋な観客は入場無料で、ドリンクなどのオーダーをする)けれど、仕組みは会場によってさまざま。ジャンルを区切るものもあれば、なんでもありのものも。

と書いてしまうと、お店の営業の一環で売上を維持するためのアイディアという印象もあるけれど、実際に参加してみると、出演者同士の交流の場としても機能しているし、制限時間が短い分、工夫のし甲斐があり、勉強になるなあと以前参加したオープンマイクで実感しました。

山本恭子+馬野ミキで出演する11月7日(木)、関西の詩人・河野宏子さんの「明日のパン」もオープンマイク+LIVE企画です。前回7月は河野さんが体調を崩して欠席となってしまったため、「おかわり」企画として。奮ってご参加ください。

山本恭子+馬野ミキ
10月13日(日)kamebooks
11月7日(木)明日のパン
11月17日(日)ひかりのうま ずりフェス
12月7日、1月18日 計画中

サポートいただければ幸いです。