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2回目のライブ報告(山本恭子+馬野ミキ)

をミキちゃんが書いてくれたのでシェア
2024/05/25 無力無善寺 山本恭子+馬野ミキ|馬野ミキ (note.com)

 無力無善寺、中央線界隈のライブハウスの中でもとりわけDEEPな空間に、日頃ライブハウス等に足を運ぶこともなければ、少なくとも過去十年、私の演奏を聴きに来たことのない妹が不意に「この日なら行けるよ」と連絡をくれた。妹とは家もそれほど離れていないし、実家の父のことで年に数回は顔を合わせている。割と仲の良い姉妹だと思う。けれどお互いに進んできた道も違うし、気まぐれにライブ情報を伝えることはあっても積極的に誘うことはしない、ので驚いた。いくつか予定がある中でよりによって無善寺というのがちょっと心配だったが、取り越し苦労だったようだ。私の出番が終わったら帰るかなと思いきや、結局最初から最後まで全部見ていった。妹も最近は音楽をやらないが、ピアノ、フォークギター、歌、クラリネット、ウード、中東の太鼓など色々音楽をやってきたので懐かしいと言っていた。

 様々なバンドに参加して、どの本番も手を抜くということはないし、演奏の場があるだけでありがたいことだ。ミキちゃんとのこのユニットは、ミキちゃんの曲のサポートをしつつ、私のオリジナル曲もある。馬野ミキさんという人とは知り合ってからだいぶ経つけれど、頻繁に会うということはこれまではなく、思いがけず蟻鱒鳶ルで再会した。私は部外者で遊びに行っているだけだけど、彼は時々作業に通っている。特に打設というコンクリート建築の現場で重要な作業が行われる日に呼ばれている。去年の秋、蟻鱒鳶ルの中心人物岡さんの誕生日パーティーでセッションしたのがきっかけで、「またいつか」といって意外と早く具体化したのがこのデュオ。

 それより前の去年の1月、無力無善寺で馬野ミキ企画があり、ロバートDEピーコも参加した。ぺぺさんはそのライブから約2週間後に亡くなった。大量の汗をかき、熱唱していたぺぺさん。無善寺にはそういう思い出もある。他の出演者がほとんどリハをしないということで、一時間以上、しっかりリハというか練習をすることができた。私はマイクを通して歌をうたうということをほとんどしてこなかったので、ミキちゃんにマイクの使い方を教わるところから・・・。マイクを通した自分の声に慣れなくて集中するのが難しかったが直前練習のお陰で本番はなんとかなった。たぶん。無善法師も山本恭子+馬野ミキ、良いコンビと褒めてくれた。リハと本番の合間にマスターとぺぺさんの話ができたのがよかった。

 というわけで今回のライブ音源をミニアルバムとして販売することになった。自主制作でミキちゃんが焼いてくれるとのこと。お楽しみに。

2024年2月初合わせより2曲

2024年5月高円寺 無力無善寺LIVEより2曲

2024年5月 港区三田 蟻鱒鳶ルでの練習より3つの動画

2024年2月阿佐ヶ谷 mogu moguにて初LIVE 時間が足りなくなり「巻き」で演奏・・・

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