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山本恭子+馬野ミキ

「山本恭子+馬野ミキ」練習やライブ録音の再生リストです。

「君にお金をあげるよ」港区三田で自宅をセルフビルドしている建築家・岡啓輔さんのお誕生日にミキちゃんが作って披露した曲。二人で初めて演奏してお互いに「いいね、なにか二人でやってみるかね」となったきっかけの曲。

「水たまり」2024年8月現在、最新曲。ピアノの旋律は山本恭子が去年即興で弾いた録音。レゲエミュージシャンのモッチーさんも「つたない歌」として歌詞を書いてくださって、The meDEtationsで2度ライブ演奏しました。その後バンドが活動休止となったのでお蔵入りという話をミキちゃんにしたら、新たな歌詞を書いて、このミュージックビデオも作ってくれたのでした!音楽の可能性を感じた一曲。

「プルトニウムの夜」究極Q太郎さんが編集発行している『甦-Rebirth Vol.6 福島文芸復興』vol.6 甦-Rebirth Vol.6 福島文芸復興 | 模索舎 (mosakusha.com)
を読んで、馬野ミキ「プルトニウムの夜」が一番印象に残った。のちにメロディのあることを知り、山本恭子+馬野ミキの演奏活動が始まった時、ぜひレパートリーにしたいとリクエストした曲。ライブでも今のところ一番か二番(西武園ワルツも根強い人気)に評判が良いです。

「青い空の下」十年くらい前、高円寺のぽれやぁれというカフェで演奏の機会をいただき、3年に渡って夏に「星まつりの夕べ」という企画をさせていただきました。学生時代からの友人、Reikoさんの歌とキーボード、私のラッパ、西口佳貴さんのカホンを中心に、様々なジャンルのミュージシャン、詩人、ダンサー、料理家、切り絵作家などを招いて文化祭のようなことを試みました。当初から私は自作曲を仕上げることを目標にこの企画に臨みました。というのは、子どもの頃から頭の中に鳴っている音楽をそのまま放置していたのをなんとかしたいなあと漠然と思っていたところ、Reikoさんの作品に触発され、また同じころ知り合ったマヘルの工藤冬里さんの音楽の作り方が素敵だなあと思い、短い曲をいくつか作りました。「青い空の下」ははじめラッパソロ曲として、「八月」というタイトルで、もう少し暗い後奏がついて、戦争をテーマにした曲でした。でも、ぽれやぁれで知り合った野口美音さんに詩をお願いして、短くも普遍的な曲になったと思います。

「西武園ワルツ」MCでミキちゃんが「離婚する両親に連れられて最後に遊園地へ行く子どものことを書いた歌」と話すのが毎度切ない一曲ですが、とても美しいワルツです。ロバートDEピーコ、だめ連のぺぺ長谷川氏も馬野さんの話題となるとこの曲をイチオシしていました。今年2月の1st ライブでは持ち時間を過ぎてしまい、主催者から終わりにして、という合図を受けながらこの曲は外せないと思い、超高速で演奏した・・・という録音もまた公開しているのでした。

「冬のはじまり」山本・自作曲の中では一番演奏頻度の高い曲です。ある日、渋谷のエクセルシオールで、ということは教会のゴスペルバンドに参加していた当時、休憩しながらふと思い浮かんだメロディで、随分いろんな人と、様々なアレンジで演奏させていただきました。ミキちゃんのちょっとフラメンコ風というのか、スペイン風ギターが聴かせどころです。ミキちゃんいわく「マフィア風」なのだそうです。

「ミサイル」二人の演奏レパートリーとしては新しい曲。音源を送っていただき、練習してみたらはじめから良い調子で、すぐに仕上がった曲。ミサイル、プルトニウム、さらにロバートDEピーコのカバーで「核爆弾はいらない」を合わせると反戦歌バンドみたいですが、今のような世の中では致し方ないとも言えます。

「女王の兵隊」トム・ウェイツのカバー曲。ミキちゃんがはじめに提案してくれた十曲くらいのレパートリーの中で、ソロ弾き語りでとても素敵なので私の出る幕なしと思いつつも、私が聴きたくてリクエストしました。トム・ウェイツの原曲もそりゃかっこいいですが、私はミキちゃんの日本語バージョンの方が好きですね~。

「核爆弾はいらない」作詞作曲 林大 ロバートDEピーコ
なんだかんだと様々なバンドに出入りしつつ、一番長く続けているバンドがロバートDEピーコ(通称ロバピー)とマヘルシャラルハシュバズてことになっております。「さて」「武器屋をつぶせ」「金がない」「やることないときのうた」「生きる意味」・・・名曲も迷曲も様々ですが、ヒロシ君の歌には底知れない何か大きなものがあって、十年続けても(練習が一度もないせいもあるが)まだ沼をつま先だちしてのぞいているくらい、ほんの一部しか見えてない感じがしています。今回ミキちゃんの提案で歌う事になったこの曲も、歌詞からして、様々なバージョンがあって、3まわし分の歌詞を整理するのにも時間がかかりました。ライブではこの録音とは別バージョンを歌っています。

「ムーンリバー」超訳に挑戦

このミキちゃんの試作ののち、1番は私、2番はミキちゃんという分担で仕上げをしました。言わずと知れた世界の名曲を二人で日本語超訳してレパートリーにする試み、今後も続く予定。

音楽、ひとりでやるのも面白さはあるし、最近はAIも活用して楽器がひとつもできなかったとしても、あるいは障害があって体を起こせない人にも音楽づくりや演奏の楽しみが開かれているのは現代社会の良い側面だけれど、やはり人と何か協働する喜び、楽しさ、人と協力する面倒くささも含めて、そういうことが私はやりたい。やり続けたい。

山本恭子+馬野ミキ
2024年2月29日 阿佐ヶ谷mogumogu
サミッツ/浦裕幸/山本恭子+馬野ミキ

2024年5月25日 高円寺無力無善寺

2024年6月22日 高円寺UPTOWN RECORDS
the fundraising party for NEWSONG 4th issue “somehow”

2024年8月7日 阿佐ヶ谷mogumogu
明日のパン

2024年8月22日 阿佐ヶ谷mogumogu
栗原モナコ/ゼルキーさんfrom ベルリン/山本恭子+馬野ミキ

9月、10月、11月にも予定入りつつあります。

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山本恭子
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