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手づくりのジャムが好きだ

何年か前にたくさんの果物を貰い、食べきれないかもしれないと思いジャムをつくった。そのジャムを食べきりそうになった時、自然と次は何のジャムにしようかな?と頭に浮かび、ジャムをつくるのが習慣になった。


そしてある時事件(?)は起きた。
たしか実家で豊作だった甘夏をジャムにしようとしていた時のこと。たくさんの甘夏を剥いているとだんだん指が赤く、痛痒くなってきた。そのまま煮込み始めても良くなるどころか腫れてきてしまい...と、これ以前どこかに書いたな?と探したらプライベートのX にありました。

プライベートのXアカウント(友人との連絡用/鍵)

友人からは"ジャムおばさんの話?"とリプライが来ていた。わたしはいつになったら年相応の行動ができるんだ?と思いつつ、柑橘系の果物にたくさん触れる時はビニール手袋をすることでわたしのジャムライフは守られたのでした(わたしの場合は触れるのがNGで食べるのはOKでした)。

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ちなみにプライベートのXは数年放置しており最新のつぶやきはこんな感じでした。

2021/02/04
" ワールドトリガー!!!!(最新刊のあまりのおもしろさに語彙を失った人間) "

ずっと大好きな漫画なのでまたnoteでも触れたいです。わたしはトリガー型USBを持っている...。
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そんな風に事件を解決しつつ、色々な果物をジャムにしました。オレンジ、伊予柑、りんご、みかん、梨、柿、いちご、ブルーベリー...中でも1番のお気に入りは梅酒の梅で作った梅ジャム。

手づくりのジャムは甘さもとろみも果実の大きさも自分好みにできる。
わたしは毎朝ヨーグルトを食べるので、ジャムはヨーグルトにかけるのがメインになる。だから少しゆるめでも大丈夫。甘さは控えめ、果実は大きめ、苦味のある果物はそれを活かす加熱時間に。

ジャムをコトコト煮込めばキッチンは甘く温かい湿度を纏う。魔法使い気分で鍋をかき混ぜる時間はなぜだか楽しい。ガラスの容器の中にトロリと流し込めば果物はツヤツヤと輝いてとても綺麗な色を見せてくれる。
温かな出来たてジャムをかけてホットケーキを食べる幸せを知ってしまったらもう戻れない。

手づくりのジャムが好きだ。
果物たちが姿を変えて容器に納まる姿をみると、自分が魔法使いになった気分になる。自分好みのジャムを食べる朝が好きになる。
ジャム作りはわたしの日常に元気をくれる小さな魔法。

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