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20億円現場所長への道 #2 |高校で描いた未来の設計図

冒頭


次は高校時代の物語です。
そこには、今まで経験してこなかった人間関係の苦悩がありました。
自分の性格が変化し始めたのもこの時期。
そして、将来の夢に向けて一体何をしなければならないのか?そんなことを自問自答し、 
未来の設計図を描きます。
それでは今宵も、ごゆるりとー。

①高校1年ですぐにやめたいと感じたこと


入学してすぐにやめたいと感じたことが2つあります。

1つ目:通学の大変さ
最寄り駅まで自転車で20〜25分。電車で15分揺られ、隣の市へ。さらにそこから自転車で20分かけて学校に到着。
これだけの通学は、体力的にはかなりハードでした。

自分で行きたいと思って選んだ高校だから文句は言えませんが、「もっと近い高校にすれば良かった…」と入学当初は後悔しました。

2つ目:男子ばかりの環境
工業高校なので、ほぼ男子だらけ。
最初は「男子校みたいで楽しいだろう!男だけのが盛り上がるだろう!」と思っていたが、1ヶ月もするとその考えは一変した。
体育祭や学校行事も盛り上がりに欠け、共学の高校に行ってればもっと違った青春があったのかも…と感じる日々でした。

②高校2年で味わった、人間関係の苦悩

小学校、中学校時代ではあまり人間関係で悩んだ経験はなかったですが、高校2年で人間関係に悩む経験をしました。
それは、自分のクラスではなく隣のクラスの生徒。

休み時間になるたびに自分のクラスにやってきて、最初は軽いちょっかいを出してくる程度でしたが、徐々に肩パンや暴力的な行為に変わり、それがまーまーパンチが重い。

そいつは鍛えているからそれなりに力もあり、体重差がそもそも20キロくらいあるから、向こうが軽く殴ってきても割と重くのしかかる。
やめてくれと伝えてもなかなかやめてくれない、
そしてこの出来事をきっかけに、過去を振り返りました。

自分も昔、他の人に同じように相手が嫌がることをしてなかっただろうか? 
心当たりは沢山あった。小学校時代は割といたずらっ子で、相手の気持ちを考えずに、相手が嫌がっていても自分が面白いと思ったら続け、相手の気持ちを汲み取ることが出来てなかった。
あの時、私から受けていた人達は、こういった気持ちだったのだろうか。凄く申し訳なく、猛省し、懺悔した。

それから、人の気持ちを考えるようになり、少しずつ自分の性格が変わっていきました。

程なくして、高校3年に上がったくらいからは、
攻撃的なこともなくなり、今でも良好な関係が続いています。

③高校3年で描いた未来の設計図

高校3年、進路をどうするか大きな決断の時が来ました。
就職するのか、それとも進学するのか。

現場監督になりたいという目標はもっていたが、
このまま就職するのは最適な選択なのか?
現場監督のその先にどうなりたいのか?自問自答を繰り返しました。

そして辿り着いた答えは、「いつか建設会社の経営者になりたい」と新たな夢でした。
なぜ経営者になりたいのか?当時の私は、誰かの下で一生働くのは嫌だ、自分の会社を立ち上げて、自分の采配で仕事がしたいと強く思った。

そして、建設会社の経営者になるにはどうすれば良いのか?
そのときに、学生ながら一級建築士を取るべきだ!!!そう思い、20代で二級建築士、そして一級建築士を取得しようと決意した。

そこからまずは二級建築士を取れる最短を考え、調べていくうちに専門学校で受験資格がもらえ、さらには在学中に受験可能な専門学校を見つけた。
そして、就職するのではなく、専門学校に行って、二級建築士を取得しよう!と決め、自分の今後の進路と20代のやるべきことが固まった。



それから高校を卒業し、専門学校に入学、
バイトにも明け暮れ、楽しい日々が続いてたはずが…
あの「殺されるかもしれない」という恐怖だけは今でも忘れません。

ー次回に続くー

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