仕事を辞めるのか??

先日、道場に行きお稽古をして有段者の方と途中まで一緒に帰った。
この時、通っているこの道場が海外でも評判が高く、
この系列道場の生徒であれば、
アメリカの某道場の内弟子稽古はタダで受け入れてもらえるという話を聞いた。
(本来有料らしい)

お稽古自体はよその道場と比べてかなり激しいらしいという話を聞いて、
ええええ??そうだったの!?と驚いた。
(私自身は一度も激しいと思ったことはなく、1時間半近くのお稽古と比べたら、18時間行動になった厳冬期の劔のチンネ左稜線のほうが…)
よそのところだと話の方が多く、もっとゆっくりしていたり、
技が伝言ゲームみたいになってるらしく、
先生の演武の後、先生が見回って稽古をつけてくれるなんてないらしい。
それに和気あいあいとしているところがこの道場の一番の特徴らしかった。

これらの話を聞いて、「私は優しく導いてもらっていたんだ」と感じた。
私が一番初めに入っていた山岳会もやってることはかなりハードだったものの、
結構和気あいあいとしていた(時期もあった)。
ある時期からよその会の人達とつるんでいたけど、
労山は割と横のつながりがしやすい会が多かったこともあって、
人間関係に救われていたな、と感じた。
今いる会社もそうで、かれこれウン十年以上も勤めているけど、
本当に居心地が良かったと感じている。
(お客様が結構ブラックだけど)
子供の頃の人間関係や家族との関係で結構苦しんでいたから、
無意識の部分で大人になったら穏やかで楽しい関係がほしいと望んでいたんだ。

最近、自分の時間がほしいと望んでいて、
本当の自分の表現がしたい、やりたかったと思っていたことを、
我慢したり、罪悪感を感じて僅かな時間で満足しようとしたり、
休めないからと諦めたりすることがしんどくなって来ている。
もしかしたらそろそろこの会社を辞めるのかもしれないと感じている。

この間マイティコンパニオンにこの事を話して、
この間の勉強会でものりこさんに打ち明けたりした。
(風邪引いて頭痛の中だったので、自分でも何言ってたのか怪しいけど)

自我の抵抗なのか、一昨日、昨日と新規のデザインの依頼が入って、
今その材料をまとめているところだけど、
この依頼が入ったとき、こういう感じにしようというイメージが湧くとともに、
「また邪魔が入ってしまった」という思いが浮かんだ。
新規の仕事はかなり集中するので、
仕事が終わってご飯を食べたら、何もやりたくない状態でボーっとしてしまう。
Blenderで3DCGの勉強をして自分の作りたいものを作りたいのに、
そうすることができない。
明後日からの正月休みにやることにしているけど。
でも、仕事が始まったらいつまた集中して勉強できるかわからない。

会社員を辞めたら辞めたでお金が減っていくという恐れを感じると思う。
実際にリーマン・ショックで会社がちょっとやばかった時期に少し経験しているし。
(当時、クライミングをやっていたので高所作業に職替えする??事も考えた)

でも、会社員としてではなく、
こういうので収入を得たいというのは昔からあって、
それはかなり前からやっている。
ただ、それを本気でやるかどうか、だけ。
それに広がりは感じるけども、会社に対する愛着を手放していけるかなんだよね。


いいなと思ったら応援しよう!