重荷

先日、二人のマイティコンパニオンにエクスプレッションをさせてもらった。
遺産のことだ。

父はまだ生きているし、単に父は自分の夢を「成し遂げたい」「できるものとして勝ちたい」だけのように見え、
そのことから自分の土地にマンションを建てようとしている。
その負債を私と兄に背負わせたがっている。
立地条件は30年以上前だったらかなり良い場所だった。
眼の前はコンビニだったし、直ぐ側にスーパーもあった。
バス停は歩いて1分、ただ駅から歩いて30分(バスだと15分)。
今は、コンビニもスーパーも道路拡張計画から撤退し無くなった。
住宅地とはいえ、昔と比べて人通りがなくなったし、年寄が増えた。
そのためか、ペット可の物件にすることを勧められたらしい。
私だったら住まない。便が悪いので。

これで銀行から提案されたローンは35年。
マンションを建てずにこのままでの遺産を相続したときは1千万円以上払うことになるという(兄と二人で)。
マンションによる家賃収入を期待してなんだろうけど。
私が今感じているのは、それらを一切背負わない。
背負おうとしない、ということ。
つまり相続を放棄。

数年前からの体の不調もあるし、
35年ローンって!!!!私死んでる自信ある!!!!
冗談半分だけど、でも死んでる自信はある。

父はなんであんなに「家族」にこだわるのだろう?
「家族」が自分の言いなりになることにこだわるのだろう?
あの時代にして珍しく一人っ子だからというのもあるだろうけど。

まぁ、父がそのように動くことがすでに決まっているだけではあるんだけど。

でも、繰り返し感じるのは「背負わない」なんだよねぇ。
私がこの遺産問題からいち抜けしたら、兄夫婦が大変だろうけど、でもなぜか大丈夫って感じがする。
兄夫婦なら「払える」という意味でもなく。



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