献身滞在

今回のオンラインでの献身滞在は結構しんどく感じる。
オンラインなのに。
頭痛はするし、落ち着かない。
昨日の映画セッションでは、珍しく寝落ちしそうになって、
眠らないように必死だった。
まるでコースを学び初めの頃、
府中にあったちえさん宅での勉強会で、
手作りのプリントをもとに講義を受けているのだけど、
ここからが核心だってところで決まって寝落ちしてしまう。
今回の映画では
別にここが核心ってわけではないところで寝落ちしそうになっていた。
割と最初のところで。
もしかしたら映画の全体が自我にとってヤバかったのかもしれない。

今回、映画の後半部分で絶叫してしまいそうになった。
たぶん、今回の献身滞在で初日から絶叫していた人がいたせいかもしれない。
ああ、本当に絶叫していいんだ…みたいな。
何か安心していいんだ、みたいな感じがした。

絶叫するなら、自宅よりリアル献身滞在で、にしたいところだけど。

神から離れたその瞬間に味わったであろう、
想像を超えるほどの恐怖に触れる必要がある。
たとえ触れても何も起こらないんだ、
幻想だったんだと真に腑に落ちる必要があるんだ。

今朝、ふと思い出したのは、冬の谷川岳の西黒尾根で、
当時のザイルパートナーとラッセル訓練に行ったとき、
西黒尾根が終わり、
肩の小屋に向かうのにトラバースに入るところで雪庇を踏み抜いた。
片足だけ中に浮いて、片足だけ尾根に乗っている状態。
でも前に刺しているピッケルのシャフトはしっかり効いていると感じ、
尾根に乗っている足のアイゼンもしっかり効いている。
パートナーが引っ張ろうか?と言ってくれたけど、
大丈夫!!と言って踏ん張って自分の体を引き上げた。
(あれでもし落ちたら死んでたわけだけど)
聖霊から体のレベルで特訓を受けてたわけだ。びびりだけど。
びびりだからこそ訓練が必要だった。
あの、のりこさんがよく言う「信じて飛ぶだけだ!!」を
真の意味でやるだけ。


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