ハリボテだったと真に気づくこと

昨夜の勉強会で、あの年末の絶望感ののち、
ものすごい清々しさを感じたのが一体何だったのか、
それに気づき納得した。
というか、頭で理解したのではなく、
心で納得した。

年末、ある人にわざわざ熱海まで会いに行ったのだが、
その人が私の心の中で作り上げた虚像に過ぎなかったことに気づいて絶望した。
それがなんで清々しさを感じるようになれたのかがわからなかった。
でも昨夜、やっとわかった。
自我が作り上げたハリボテを崇めることからの開放だったんだ。

あと、もう一昨日になってしまったが、
この日、父と兄が私のところへ直に突撃しに行くというメールを受け取った。
突然腹括りが起こり、今まで家族によって味わってきたこと、
ずっと家族に虐げられて貶められて駄目な人間として扱われて罪悪感を握り続けてきたこと。
その結果家族に対して憎悪しか感じられないこと。
たとえ私のところへ突撃しようとも、騒ごうとも、
迎え入れることは絶対にしない。
そう文章に書いて、これを兄嫁のメルアドに送ることも含めて、
マイティコンパニオンに目を通してもらった。

兄嫁はこれに関しては第三者に近いポジションだが、
なぜか兄にメールを送る感じは全くしなかった。
何一つ隠しておきたくなかった。

実家にいた頃の兄は父と同様パワハラの塊で、
私をいたぶることによって自尊心を維持してきた。
でも今は、兄嫁がかかあ天下なので頭が上がらないし、
職場の関係で人格者として兄は振る舞ってきた。
もし兄にだけこのメールを送ったとしても、
今まで通り握りつぶされるか、隠蔽されていたと今では思う。
私の持病も含めて父がショックを受けるからと隠蔽されてきたから。
私も腹くくりができていなかったこともあって、それを許容してきたし。

メールを送ったあと、父と兄から電話がかかってきたが、
居留守し、留守電も入っていたが、放置。
まだ聞く気がしないので。
仕事中だったので、自我に同一化するたびに統一を唱え、
五井先生とジーザスに祈った。

その後、不思議なことにこんなとんでもないことをしたというのに、
こういうことをしたということを忘れている時間が多く、
一昨日の晩、昨夜とともに(勉強会が始まる前まで)
Blenderの、やっと色に取り組み始めた。
意識的にではなく、上記のメールのことをすっかり忘れていて、
初めて作ったモデリングに色を付けてみようかな、
と何となく始めていた。
このメールに書いたことや家族に対してもやもやは一瞬するものの、
すぐにかき消されてしまう。
そのおかげなのかなかなか解決できなかったUV展開について、
やっと解決の糸口を見つけられそうな感じがしている。

熱海でのことや家族は、
コースのテキストに書いてある肉体の目に映るハリボテや
目の中の丸太、
キラキラの宝石で飾り立てた髑髏でしかないことは、
頭ではわかっていた。
それの握りしめをやめ、自分を開放させてあげること、
それを真にわかる、真に気づくのは、心にしかできない。


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