ずるいと思った後

父をずるいと思って以下の文章を書いた後、
ついさっき、あれ?とふと違和感を感じた。

今まで父をそんなふうに一度も思ったことがないし、
父を蔑むような表現をしてはいけないと思っていたので、
「ずるい」って思ったことによって、
父を自分と同じ高さに下ろしたのかもしれない。

ずっと父を神と同列、あるいは神の上に据えてきた。
「神などいない」と言って家族を支配してきたので、
自分の横に並べるなんてもってのほかと思ってきたんだ。

最近、道場の先生とその娘との関係性が、
私がずっと思い描いていたような、
こんなふうな親子関係だったらよかったのにと思う感じで、
「お父さん、女好きだから〜」ってけらけら笑う娘と、
娘と上下関係は確かにあっても、私から見たらかなりフラットな関係。
娘に頭が上がらないというか、
子煩悩な父みたいなそういうのを見て、
うらやましさはあるけど、今思うと、
私は父を上に上げすぎたんだということに気がついた。
そうしないと怒り出すし、責められると思ってきたし。

父に謙虚さを求めるのは無謀と感じるので、
やりたいようにやらせて、
私もやりたいようにやる。

今のところここに落ち着いた感じ。
あとでツールをやるかも。


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