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【日記】オタク会議のすゝめとファシリスキルの重要性

2020年4月25日(土)現在18:30頃

今日は、だいこん(@Daikon_ktwt)さんの企画で行われた『三ツ星カラーズ』のオンライン一挙鑑賞会に参加しました。

もともと私は、『三ツ星カラーズ』放送当時からなんとなく人が集まり始めたいわゆる界隈である「三ツ星カラーズの会」というものに属していて、よくイベントに大勢で行って打ち上げをしたり、もはや関係のない日に上野で集まってオフ会を行うなど、長らく本作を愛顧させていただいています。

昨今、公式のライブも、オフ会等々も自粛の波に揉まれていた中、昨今流行りの「オンライン○○」で盛り上がれるかもしれないと参加したこのオタク会議(オンラインオフ会)でしたが、これが思ったよりも楽しく、きちんと成立したため、今回はその体験を簡単に書いてみたいと思います。

まず、今回の企画の概要は、ざっくりいうと、みんなで12時ピッタリから第一話を再生して、ツイッターで「#三ツ星カラーズ」を使い感想をつぶやこう!という企画でした。そこに、今日にいたるまでに「Zoomをつかって、通話も繋いでみたらどうだ」という話も上がりました。
最終的に、ツイッターでは20人以上、Zoomでは10人弱が約5時間作品をぶっ通しで『三ツ星カラーズ』を見続け、感想をつぶやきまくったりして、一時はついっぷるトレンド10位にランクインするなどの盛り上がりぶりを見せました。

まず、最初の感想は「面白い!」「楽しい!」
ツイートをすれば数人から数十人が反応してくれて、いいねやリツイートの通知がやまない。Zoomでは、みんな感想を言い合って、「ここがいい」とか「ここはこうなってる」とかいろいろと話し合います。

結局、17時20分くらいに全12話を完走し切った後も、1時間ほどZoomの方は継続して余韻に浸ったり、この事態が収まった後の予定について話してみたり、昔話をしてみたりと、積もる話もやまやまな思いで、またZoom繋ごう!というところに落ち着きました。

やる前は正直、12話一気見するのは体力を使うだろうし、Zoomを繋ぎながらでラグや、静かに観れないなどで起こるフラストレーションが多少はあるのではないかと思っていたのですが、これが意外に少ない。

12話はみんなで盛り上がりながら見ると、思ったよりもあっという間でむしろ、もっと見ていたかったとなるくらいです。ラグは、もちろん各自再生なのでありますが、意外にも数秒単位のラグは特に障害にもなりませんでした。実際のアニメ実況も、各局編成によって3分程度のラグはどうしても起こりますし、意外と気にするほどでもないんですね。

むしろ、オタク会議では普段オフ会に参加しにくかった方や、珍しいメンツになったりして、新鮮な面もありました。収束後も、意外とこの文化はアリだなと感じます。

是非、これを読んでいるあなたにも機会あれば参加していただき、楽しさを味わってほしいと思います。ただ、絶賛だけして終わっても実りがないので、数点オンラインだからこその難しさがあるのかなと感じる点を上げさせていただきます。

「間」がとりにくいということに加え、音量がみんな同じで距離というものがないので、一つの「場」では一つの話題しか取り扱えない。オフ会であれば、席が分かれたり、近くの人と遠くの人という具合で、10人集まったら3,4個くらいの話題が行きかうものだと思うのですが、Zoomではこれが同時に一つしか扱えないので、どうしても沈黙がより生まれやすくなります。

問題点を総括すると、これはすべて「集団での会話をコントロールしないと、煩雑になってしまう」という一点に集約されます。これは、決してオンラインでしか起こらない問題というわけではなく、むしろオフラインでも起きているけど、オンラインでより顕著に表面化する問題だと言ってもいいでしょう。

解決策としては、複数人でオタク会議をするときは、「司会者」のようなものを一人置けると、楽しく楽に全体をコントロールできるのかもしれません。司会者といっても、これは非常に難しくて、ニッポン放送の吉田尚記さんや、ラジオパーソナリティの鷲崎健さんみたいな、参加者も観客もスタッフも喜ばせるプロフェッショナルの仕事をできる人は、素人ではいない存在だと思います。

しかし、オタク会議を楽しく回すためには、確かにこの「司会者」的な「場を回す」人間が、オフ会以上に重要になることは事実でしょう。これは、「ファシリテーション」なんていう風に呼ばれる技術なわけですけど、この重要性は今後一般人レベルでも高まってくるのかもしれません。

私も、今度ファシリテーション関連の本を何冊か読んで、勉強してみたいなと思いました。最後真面目な感じのシメになっちゃいましたが、オタク会議楽しいからみんなやってみて!という記事でした。以上、ありがとうございました。

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