毎朝5分の自分語り 2023/05/21

私は子供の頃

無視がいじめの一種である

というのがよく分からなかった。

無視されたくないという気持ちがよくわからなかったからだ。

親などの大人に無視されることは死活問題だが、クラスメイトに無視されたところで何も痛くない。

ただ、嫌がることを悪意を持って行うことは許せないと思っていたが。

私はいじめに加担するのがとても嫌だった。

誰でもいじめには加担したくないとは思うが、私はちょうどよく捻くれていたので、自分の信念を曲げてまでマジョリティに属することも嫌だった。

クラスに不細工な女の子が居て、周りの人達はそれだけでバイキンだの何だのといって避けるようにしていた。

別のケースではどちらかと言うと整った顔立ちで勉強もできる女の子がいて、なんだかんだと理由を付けて避けるようにしていた。

私はそれが気に食わなかったので特別な対応を取らずに他の人と同じように接していた。

別にヒーローを気取りたかったわけでも、女の子には特別優しくしなければならないと思っていたわけでもない。

ある時、何で無視しないのかと尋ねられ、遠回しに無視を強要してきたことがあった。

ああ、こういうヤツにはなりたくないな。

と心底思った。

いや、今でも思う。

無視すると言うのはちょっと曖昧だ。

もうちょっと分類分けすると

①相手にしない
②会話を拒否する
③①②を喧伝する
④必要な情報を伝達しない

①②は個人の自由だ。

むしろ「みんな仲良く」なんて言ってるヤツの頭には無意識にこれがいじめだと認定しているのだろう。

③から先がいじめの対象に入ってくるのだろうが、正直③だけであれば私は迷惑ではない。

おそらくついでに喧伝を広めるための理由が有る事無い事くっつくことは嫌だが。

問題は④だ。

これは明確に不利益がある。

おそらくこういう風に分類せずに無視と一括りにしていることも良くない。

#毎朝5分の自分語り #スーパーエンジニアへの道

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