歴代BMW MINIの見分け方
【はじめに】
BMW NINIはモデルチェンジしてもローバー時代のミニのイメージを守り続けています。
2001年に登場して早17年。
3回のフルモデルチェンジを重ねていますが、ほとんど同じイメージを保っています。
その違いは、ほとんど間違い探しのようです。
そこで見分ける術を伝授します。
今回は車種も少ないので、フロントとリアの両方で見分けてみます。
【初代:R50/52/53 R16】
初代はヘッドライト下に独立したウインカーがあります。
走っている時は分かりませんが、ボンネットを開けると、ヘッドライトユニットごと持ち上がります。
【初代のリア】
コンビランプが小さく、ターンシグナルの位置も分かりづらくなっています。
【2代目:R55/56/57/58/59/60/61】
初代と違い、ヘッドライトユニット内にターンシグナルが内蔵されています。
初代のターンシグナルの位置にはフォグランプあります。
【2代目のリア】
コンビランプ中央にターンシグナルが配置されているのが外見から分かるようになっています。
【3代目:F54/55/56/57】
3代目はフロントグリルの上下2分割感が無くなり、大きくグリルが空いている形をしています。
グリル周りのメッキ部分も途切れずに繋がった形をしていますし、グリル中央を横たわるバーもブラックアウトされています。
【3代目リア】
コンビランプがとても大きくなっていて、テールゲートに侵食しています。
【あとがき】
特に初代と2代目の違いがほとんどありません。
BMW NINIはボディタイプもたくさんあり、とてもバリエーションが豊かです。
BMWブランドとのFFコンポーネント共有化との関係か、肥大化をしてきており、果たしてこれがミニ?という感じがします。
今後もこの路線を突き進むのか、それとも思い切ったイメージチェンジをするのか見ものです。