毎朝5分の自分語り 2024/03/02
昨日は出来る方の部下と話をした。
先日対応を行うか行わないかの判断で工数の比較をして欲しいと言ってあった答え合わせだ。
答えは期待しているものではなかった。
聞いたことの理由が理解されていなかった。
対応した場合の工数と対応しなかった場合の工数をそれぞれ出して比較して とお願いしておいた。
対応した場合は運用工数が減るが、恒久対策までの期間限定だ。
対応しない場合は運用に工数が減らないが、開発工数がかからない。
比較することで対応可否を判断したかったからだ。
それを運用工数を入れずに開発工数だけで比較しようとしていた。
自明の理だ。意味がない。
訳を聞くと聞いたことは覚えていたが、意味までは理解できていなかった。
だが、何も考えてなかったわけでも仕事をサボっていたわけではない。
別方向に暴走した形だ。
運用工数を意識していなかったわけでは無いが、対応した方が良い理由を開発目線でこねくり回していた。
暴走したせいで意味の理解が疎かになったのだろう。
開発費をペイできるか否かの判断だ。
今回の指摘が目から鱗だったらしい。
仕事のレベルというのはいくつかある。
思いつくのを列挙すると
①言われたことが出来ない
②言われたことだけは出来る
③言われたことは以上のことは絶対にやらない
④言われたこと以上のことをやろうとするが噛み合わない
⑤言われたことの意味を理解して適切な答えが出せる
⑥言われたことの意味以上の答えが出せる
⑦言われなくても必要性を認識して行動ができる
こんな感じか。
今回のケースはなんと無く④だと思う。