毎朝5分の自分語り 2019/08/24
人の観測範囲は狭い。
経験を基にした知識は脆いものだ。
そこで人は自分ではない他人の経験したものを何らかの方法で知る。
しかし、自分で見たものでは無いのでそこに問題が出る。
リアリティや真偽など。
どちらも周辺の事前の知識と結びつけたり、他の情報ソースと組み合わせて判断するしか無い。
それを他人に委ねると、情報のリアリティはともかく、真偽はほぼその他人の信頼性に依存することになる。
現代の組織は知の集合によって成り立っている側面がある。
自ら組織を作ることを考えると、知は人手で集約され伝達される。
どうしても自らが確かめるという形では無い真偽判定が必要になってくる。
そう考えるとジョジョ第5部で出来たポルポの言う
「人が人を選ぶにあたって最も大切なのは『信頼』。それに比べたら頭がいいとか才能があるなんてこのクラッカーの歯クソほどの事もない…」
は、とても信憑性がある。
悪意と、無知による過失の両方に気をつけて行かなければならない。