毎朝5分の自分語り 2024/06/26

仕事を出来るだけしない こんな感じが不思議だった。

私は学生の頃親の手伝いをして小遣い稼ぎをしていた。

私の親は甘かったので家の手伝いに不手際があっても叱ったりはしなかった。

手伝ううちに段々と次の工程を覚えて次に必要となるものを前もって準備したりしていた。

そうこうするうちに、仕事は自分で探して自分のできることをするものだという意識が芽生えた。

会社に仕事をしに来ている以上は同じような感覚で仕事に取り組むのが自然な感じがしていた。

だが、実際には違った。

周りを見渡すと出来るだけ仕事を受け取らない人ばかりだった。

パーキンソンの法則よろしく仕事は積めるだけ積まれる。

最大に積まれたタスクに小さなことでも何かの追加作業が発生しても限界を越えてしまうのは明らかだ。

それに、一度無理を通して受けてしまったら今後も同じように自分だけ無理をさせられる恐れがある。

そうやって自己保身が行われるし、チームとして受けてくれないか?という場合ではなおさらチームを守るために保身的になる。

そういう「致し方ない」人達が居るせいか、「致し方なくない」人達も手を上げない。

特に私と同期で入った同僚なんかもそうだ。

善意で捉えると私以上に能力と仕事のギャップを埋めるのに必死で本当に余裕がなかったのかもしれない。

悪意で捉えると周りと振る舞いを合わせているだけか、もしくは単に面倒ごとを避けるだけなのかも知れない。

私は初期氷河期だったし、勉強も出来なかったし、仕事なんて新人でズブの素人だったし、ソフトウエア作成に関しても素人に毛が生えた程度の能力だったので積極的に色々な仕事に手を出した。

その経験が今の自分を作っている。

今思えば

本当に今やるべきことなのか?
費用対効果は高いのか?
私が適任なのか?

など疑問はあるが、その時がむしゃらに仕事に食らいついたことで今の自分があると思う。

今と違い、がむしゃらが通用する時代でもあったが。

#毎朝5分の自分語り #スーパーエンジニアへの道

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