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私の祝い方 第15話

 今回の記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。

第7章

真の完成

 スーパーから帰ってくるとDVDは焼き上がっていた。ここで一回DVDをPCから出し、もう一度入れ読み込ませる。ちゃんと焼けているかのチェックだ。少し読み込みを待つとDVDプレイソフトが起動。そこから数秒後にメニュー画面が出てきた。「ちゃんと映ってるなぁ!」そして“PLAY”を押す。ちゃんと再生された。多分大丈夫だろうと思い、開始5分くらいでチェックをやめた。(面倒くさかっただけ)DVDをPCから取り出しケースに入れる。そして先ほどスーパーで買ってきた添え物が入っているレジ袋にDVDを入れた。
 こうしてgiftは真の完成を迎えた。このときが達成感を感じられた。そしてすぐE.K君にLineを送った。「お誕生日おめでとう。gift用意してあります。」(原文ママ)この日はE.K君の誕生日当日だったので今すぐにでも私に行こうかと思ったが、疲れ果ててしまい寝てしまった。

第8章

タイミングが合わず...

 翌日E.K君からLineの返信が来ていた。どうやら日中は基本は予備校で予定が空けられないらしい。ということで私は彼の家のポストのgiftを入れることにした。そしてその日の夕方にE.K君の家に行きポストに行った。ここで一つ問題が出てくる。
 一軒家のポストの入り口は基本的に横長であまり高さのあるものは入れられない。だが家庭によってはポスト内側からなら少し高さのあるものも入れられる。しかしE.K君の家は完全に壁に覆われており、ポストの内側から入れることができない。
 私の今回のgiftはDVDに加え、

紅茶の原液
ブルボンの黒ココアビスケット


そしてザル。


お分かりいただけたろうか。ザルのせいでポストに入れられなかったのだ。「ふざけんなよぉ」そう思った。(自業自得)(一瞬不法侵入も考えたが)泣く泣く帰った。
 結局この日には渡せずタイミングを伺ったが中々日が取れない。E.K君も毎日予備校から帰ってくるのは22:00だというのでこれは合わせずらい、と思ったが私は夜勤のバイトをしているのでE.K君が良ければ問題はなかった。そしてE.K君の誕生日から1週間後の夜(23:00)に少しだけ時間をもらうことにした。彼にもバイトのことを説明し、承諾を得た。そしてその日まで気長に待った。

今回はここまで、次回もお楽しみに
※バイキング朝verです

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